セキセイインコ フィギュアを3D Printしてみましたが・・・・

2014年4月12日(土)

3月に注文した
ZBrushでつくったインコフィギュアがようやく届きましたが・・・・・

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これは現物ではありません。

ZBrushのパソコンの画面です。
このようになる予定・・・・・

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フリーソフトのMiniMagics 3.0で3Dプリントできるかどうかパーツを検査。
オッケ~ですね。

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頭から尾っぽまで120ミリほどのフィギアになる予定・・・・・

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ZBrushのまともなデータは巨大すぎて3D プリントなんてできません。

decimationして12%までポリゴンを削減しました。
見た目でわかるほど、こんなにガサガサですがいいのでしょうか???

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どうせ石膏なので細かいディテールは再現されないのでいいのかな・・・・・

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DMM 3D プリントというところが
3月末まで半額キャンペーンをしていたので
アップロードしました。

随分前にアップロードしておいたのですが
メールの返信がいつまでたってもこないので、問い合わせたら
アップロードされていない?????

なにやらエラーだったらしい・・・・

石膏フルカラーなので
obj,jpg,mtlの3つを別フォルダーに入れて圧縮したものをアップロードすると
エラーになってしまう???
なにやら赤い文字がでていたが、エラー表示だったことすら気が付かなかった???

なにそれっ????

「これこれしかじかでアップロード」されませんでした。
などと表示してくれないとわからないではないですかね???

 

 

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アップロードされてプリントデータチェック後に不具合がないと「マイ3Dデータ」の中にプレビュー画像ができている。
でもこれはobjデータのみのもの・・・・・

 

 

 

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テクスチャも入れた圧縮データのアップロードは
何度してもエラーになってアップロードが出来ない旨を伝える

新しいフォルダをつくってファイルを入れて圧縮したものをアップロードすると
エラーになるらしい????
3つのファイルを選択した状態で右クリックで圧縮するとエラーにならないだそうだ????

なにそれっ????
そんなの私の業界では聞いたことがない?

ここらへんから、どうも怪しくなってきた・・・・・・
だいたいにしてDMMという会社が怪しい・・・・・・

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テクスチャも入れた圧縮データがようやくアップロード出来た。

※あとでわかったことですが
実は「マイ3Dデータ」に見えているプレビュー画像にテクスチャが反映されていれば、きちんとカラーで表示されるそうだ。
そんなことどこにも記載されていない。
なので、色情報がないデータ扱いということになったらしい・・・・・

極めて、不親切!ヾ(*`Д´*)ノ”
初めての人はまずわからんと思う。
石膏フルカラーだけの問題ではあるが。

このまま「注文する」へ進んで支払い方法などを入力する。
まだ、半額キャンペーンなので最大幅120ミリでも2401円なり。

 

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半額キャンペーンと消費増税で、すごく混んでいたらしく
半月以上たった4月12日にようやく届いたが・・・・・

届いた箱を開けてビックリ・・・・
なんだこりゃ????
色がついていない真っ白けな石膏のなんまじゃないか?????
これじゃあ、インコフィギュアでもなんでもない!

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・・・・・・・・・・・(-_-;)

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黄色くないので、インコには見えないらしい・・・・
120ミリはちょっと大きすぎた。

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ビビりまくり・・・・・

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石膏の3Dプリントなので、年輪のようなものが見える。
特に天地は酷い。

3Dプリンタは数十ミクロンという極めて薄い層を重ねていくという仕組みだそうで
どうしても年輪のようなものができる。

カミさんに、「なにこれっ!」
と言われたから、素人さんが見てもとてもとても商品になるような代物ではない。
石膏だからもちろん落とせば壊れる。

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ようやく少しは慣れた????

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でも、不気味な白いの怖いねぇ~。
とても友達にはなれそうにないな。

 

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追記・・・・・・・

石膏フルカラーデータを正しく3Dプリントするには????

 

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白いまんまの石膏が届いた旨をクレーム!

しかし、「残念ですが、カクカクシカジカで・・・・」
対応はしてくれないそうだ!
サポート対応が悪すぎてダメだ。
これで、お客を一人のがしてしまったな。
ヘビーユーザーにはなりそうもないが・・・・・

そして・・・・
フリーソフトのmeshlabというものでチェックすればテクスチャが反映されているかどうか
確認ができるとのことが書いてあった。

今頃言われてもな!

ダウンロードして確認してみることにした。

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meshlabで開いてみると
こんなんなるけど????

UVの位置が間違っている?????

 

 

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CINEMA4DでMergeしてもテクスチャのUVがおかしかったので
UVを確認してみると、天地に反転している????

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ZBrushではこのようなテクスチャのUVで

 

 

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テクスチャを読みこめば正常に表示されます。

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天地反転

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ZBrushでテクスチャを適用すると
こうなりますが・・・・・

 

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meshlabで開いてみると・・・・・・
正しいではないですか?????

わけがわかりませんが?????

ZBrushの軸を間違って作っていたのが原因か????

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あと、mtlも一緒にアップロードしないと石膏フルカラープリントはしてくれないそうだ。
ZBrushの3D Exporterで出来たものにはなぜか
テクスチャの情報が記載されていなかったと?????

 

もう一度エクポートしてみたmtl。
テキストエディタで開けます。
おそらくテクスチャ情報とは上のようなものではないですかね???
ここを適用したいテクスチャ名に変えておけばいいのだと思います。

さらにもうひとつ・・・・
テクスチャの拡張子はjpegだとNG・・・・
jpgでないといけない。

 

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DMM 3Dプリントですが、
プリント費用はお安いのですが
とても不親切な印象をもちました。

初めて石膏フルカラーで3Dプリントをしてみようという人には
絶対にわからないと思われます。
色付きではないものに関しては特に問題ないと思いますが。

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ちなみにPolypaintの状態から3D Print ExporterでVRML Exportしてみます。
いわゆる頂点カラーに対応しているようでしたら
ZBrushの場合はPolypaintのままでオッケ~ですね。

objは88MBでした。
テクスチャをつけても全部で90MBで済みましたが
VRML(wrl)は137MBになってしまいました。

データ量100MB以下しか対応してくれませんので
さらにポリゴンリダクションしなければなりませんが・・・・

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wrlをmeshlabで開いてみました。
ちゃんと色がついています。

3Dプリント業者のプリンターが頂点カラーに対応していれば
ZBrushで制作したものであればPolypaintしたものをVRMLでExportすれば間違いがないような気がします。

石膏は年輪模様が見えてとても醜いので
もうプリントはしないと思いますが・・・・
プリントしたものに、紙ヤスリをかけて平にしないとならないくらいです。

トイプラスチックのようなものにプリントできればいいのですけどね?
樹脂系のものにプリントして、年輪模様はヤスリで平にしてから
エアブラシなどの手作業で着色しないとキレイにはならないですね。

世間では大騒ぎしていますが
石膏に関しては、ダメダメでした。
工業部品などの金型に変わる精密な分野のものはわかりません。
試作品がわりと短期間でできるというのは、おそらく画期的だと思いますが???

以上・・・・
半額セールにつられて、3Dプリント大失敗の巻でした。

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さらに・・・・・
試しにZBrushでVRMLでExportしてみたものをアップロードするとどうなるか?

100MBまでなので
8%までdecimationしてVRMLでExportしたら90MBくらのデータサイズになった。
そのデータを圧縮もかけないでそのままアップロード。

 

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アップロードできた。

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待つことしばし・・・・
データチェックが終わって
「マイ3Dデータ」のなかに先ほどアップロードしたものができました。

今度は色がついている!

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最大幅100ミリにしたので少し安くなって
3551円。

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お金がないので
発注はしない。

そのうちに酔っ払った時にでも
注文してしまうかも知れんが?????

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