早春の鳴倉山へ

2015年4月4日（土）

午後からお休みの土曜日です。
予報に反して青空が広がっていますので
お昼を食べて、一休みしてから
里山散歩へ。
今日はいつもの大力山ではなく、お隣の鳴倉山　579メートルへ行きます。
1月25日に登って以来ですね。

1月15日はホワイトアウトで撤退しました。

今日は旧湯之谷村の大沢から登ります。
夏場の一般登山コースです。

冬場に登る干溝地域からのコースはもう雪が落ちて藪道になったと思うので
藪こぎしないと登られません。

これから登る単独者に挨拶して
先に歩き出しました。

立派なコース看板があります。
★クリックすると拡大します。

実は私・・・
雪のないシーズンに来たのは一回しかありません。
昨年の6月に干溝から林道を走って鳴倉山へ登り
突分コースから下山しただけでした(；´∀｀)

突分コースの下山はとても急だったので、
まだ雪があると怖そうなので、明神コースから登りましょう。
いきなり、初めてのコースです。

しかも・・・
ウエストバッグにカメラを入れて、長靴オジサンスタイルとえらく軽装です。
またもやノンドリンク。

1時41分出発。
1時間位で登られるでしょうか？？

鳴倉山は急登なので大力山に比べると登山者がとても少ないです。
[tegaki]なめんじゃね～ぞっ！！[/tegaki]

夏道はまだ出ていません。
下の方はまだ雪がたくさんありますので
適当なところを登っていきます。
今日のものでしょうか、長靴の踏み跡があります。

いきなり、急だっ！！！(；´∀｀)

明神様かな？？
お参り。

踏み跡は斜面を登って、明神尾根に延びています。

そこが尾根ですね。

鳴倉山はあそこではありません。

少しの藪を突破すると・・・・

夏道へ出ました。
ここ数日の間にあっという間に雪解けが進んだようで
土が出ていまます。

小出アメダス観測点では積雪90センチくらいまで減ったと思います。
久しぶりの土の感触を味わいます。

少し登ると「明神新道」という分岐へ来ました。
右からも登ってこられるのですね。

谷筋にはまだ残雪が大量にあります。

完全に夏道になりました。
こんなに雪が解けているとは想像していませんでした。

マンサクを愛でつつ

雪庇の残骸を乗り越えます。
雪が多いと難儀しそうですね？

コースにはピンクリボンがついていますので、迷うことはないでしょう。

先行者のご夫婦が下山して行きました。
踏み跡はお二人のものですね。

鳴倉山はあそこです。

見晴らしの松

地元の方たちが案内の道標立ててくれているようです。

振り返ると見晴らしが開けていました。

権現堂

松はこれかな。

ここからは雪の上を緩登していきます。

雪庇はすべて落ちましたので危険箇所はないようです。

あそこは、えらく急だな～？

左手には大きな未丈ヶ岳

毛猛山塊

割れているっぽいところも少しあります。

つつじの尾根

なかなか快適な尾根です。

急に見えていたところは「とおみ坂」

道標がたくさんあってとても親切です。

トラロープが垂れ下がっています。

ロープにつかまらなくても登れるくらいの傾斜ですが
下山は転ばないようにつかまったほうがしいでしょう。

とおみ坂を登りきれば山頂はもう間近です。

ハナコ山が見えてきました

到着です。
山頂が狭いので冬場は怖そうなナイフリッジもすでに雪が落ちて
容易に登られそうです。

2時31分　鳴倉山山頂　579メートルです。

まずは、やっぱりハナコ山。
今日は快晴で春霞もなくキレイに見えます。

ここが山頂でした。

小出方面

権現堂～唐松山

冬と同じように雪がとんがっていますが
脇には土が出ましたので問題無いです。

大力山

大力山東屋付近には人の姿がみえませんね？

中橋

駒ヶ岳
数日前までは真っ白けだった越後三山ですが
雪解け、雪崩が進んで、山肌が見えてきました。

中ノ岳

八海山八ツ峰

山頂もマンサクが盛りでした。

突分コースは？？？

コンデジでズームしてみましたが
踏み跡がないような？？？

下のほうがとても急だったので
まだ危ないかな？？

[tegaki]あれっ？？？？[/tegaki]
トヤの頭方面へ下る道があります？？？

くたびれたトラロープも垂れ下がっています。
知りませんでしたがトヤの頭へは登山道があるのでしょうか？？？

鳴倉山～トヤの頭～駒の頭～黒禿の頭～大力山と夏場に周回できたら
とても楽しそうなコースなのですけど。
もう少し雪が解けたら偵察へ行ってみようかな。

では下山します。

雪庇はすべて落ちました。
そういえば1月に登ってトヤの頭まで行った時に
明神尾根を登ってきた単独者がいたっけな。
冬はけっこう怖そうな感じだけどどうなんだろう？？

カタクリの葉っぱが出ました。

あと少しでカタクリにショウジョウバカマ・・・・・
オオイワカガミ・・・・
イワウチワ、イワナシ・・・・
いろんな花が咲きますね～。

少し藪こぎしたところよりも夏道あたりを降ってきましたが
やはり下のほうは雪がたくさんなので、斜面方向へトラバースしました。

もう灌木が突然立ち上がったりするので、股間パンチをくらったり
ハマったりしないように注意です。

無事下山しました。
下りは30分くらいで降りれました。

このステンレス製の標柱は昨年はなかったような？？
新しくつけたのかな？

快晴の午後、眺望満喫の楽しい鳴倉山でした。
これからさらに雪解けが進み、スプリングエフェメラルの季節を迎えます。

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