谷川岳登山「西黒尾根〜一ノ倉岳」珍道中【後編】
谷川岳登山の後編です。
ヘナチョコ3人登山隊に
この後…..
大変な事態が…….
待ち受けていたのだ……..
さてと、「一ノ倉岳」へ行ってみましょう。
鳥居がありまする。
「富士浅間神社 奥の院」
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ウィキペディアによると
頂部は二峰に分かれており、それぞれトマの耳(標高1,963m)、オキの耳(標高1,977m)と呼ばれる。元来この山は トマ・オキの二つ耳と呼ばれ、谷川岳の名は隣の俎嵒(マナイタグラ)に与えられていた。しかし、国土地理院の5万分の1地図の 誤記のために、トマ・オキの二つ耳が谷川岳と呼ばれるようになってしまった。なお、トマの耳には薬師岳、オキの耳には谷川富士の 別称がある。
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なるほど~。間違って「谷川岳」という名前になったのね。
お参りっと。
お賽銭入れなかったから、
お天道様が怒ったのか!
「一ノ倉岳」への稜線。
東面の断崖をのぞいてみる…..
なんにも見えません…..
「ノゾキ」に到着。
下を覗いても、何にも見えません。
しかし、この道の岩は滑りまくりだの〜!
ツルツルだいの。
鎖もあるしの。
始めっからツルツルなのか?
あまりにも人がいっぱい歩いたんでツルツルになったのか??
「一ノ倉岳」到着〜! :sd:
って、あれ〜〜〜!
今までの谷川岳は、いったいなんだったんだ!
ってくらいの山頂だいの。 :dsadasccc:
これじゃあ、小出の藤権現の方が山頂らしいの〜。
「茂倉岳」へ行ってもいいのだけど、
時間も押しているので、
ここで、
お待ちかねの
山頂、ビールタイム〜〜〜!!! :sd:
乾杯の写真撮り忘れました……
なにやら、いろんな虫がまとわりついてくる。
噛まれたので
かいい〜〜
のんびり、まったりしたので
下山!
え〜っと….
もう、名前忘れました。
お花。
★「ミツバオウレン」
下山はガスでなんも見えなくなったので
一眼レフはザックにしまって
コンパクトデジカメでいきます。
「ハクサンコザクラ」
「ハクサンイチゲ」
「ノゾキ」ってのは
この穴からのぞくのが正しいのかいな?
女湯が見えたりしたら、すごいけどな〜 :sd:
横から覗いてみる。
なんも見えない…..。
イワカカガミとは違うよね?
「ヒメイワカガミ」。
岩場の下から、大声が……
ゲ〜ッ!!
誰か岩登りしてるよ!オイ!!!
こんな、ガスの中でもロッククライミングするの
おったまげた、デンジャラス野郎もいたもんだ
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ここから、写真がありません……
何故かというと…..
新潟県側のほうから、雷鳴~~~!!
「ギャ~! 来た~~~」
オイオイ、まだオキの耳へも距離があるぞい!
大慌てで、ペースを上げるも
だんだんと、雷は頭上へ近づいてきた。
これは、かなりヤバイ!
この状況は、雷様の格好の標的になっているようなもんだ。
こんな時間に山頂付近をうろうろしているのは
オラ達3人だけ….
オキの耳あたりで、ちょうど頭の上で、
「ガラガラ~、ゴ~ン、ゴ~ン!」
ヤバすぎる…….。
「へそ隠せ~~!」
なんて、冗談も言ってられないくらい
恐ろしくなってきた。
まるで、地雷地帯を歩いているようなもんだ!
岩陰に身を伏せた方がいいか….
それとも、一目散に走って、「肩の小屋」まで行った方がいいか…..。
はっきし言って、命の危険を感じましたよ。
こんなに、怖い思いは初めて…..。
で、大慌てで「肩の小屋」まで、たどり着いて、避難。
「誰 も 、い な い ….」
とりあえず、雷が収まるのを待つしかない状況。
建物の中が天国に思えましたよ!まったく。
おやまあ~、この雷雨の中を登ってきた8人くらいのパーティーが
小屋へやって来ました。
今日は小屋泊の予定とのこと。
管理人さんに、雷の状況を聞いたら
「山の上空で雷が鳴るのは、あんまりないんだけどね〜。」
「いつもは、山の下の方でピカゴロってしてるんで。
まあ、そのうち治まりますから、大した事ないですよ」
って、お気楽に応えてくれました。
待つ事、30〜40分くらいでしょうか?
ようやく、雲が切れて新潟県側の山並みも見えて来ましたよ〜!
今が、チャンス!! :haha:
今回は仕方ないので、谷川岳ロープウエーを使うとして
最終の5時までには、ロープウエー山頂駅へ到着しなければいけないので
3時半には下山準備して、
肩の小屋から天神尾根を下山しなくてはなりません。
いざ、出発〜〜〜!!!
って、アレレ〜!
また、雷雲が新潟県側からやってきて、
激しい雷雨になっちゃって…..
下山道は、川のように水が流れています….. :dsadas:
でも、もう急いで降りるしかありません。
オラはザックカバーも持っていなかったので
ザックはびしょ濡れ〜〜〜。(オマイは甘すぎる….)
なんとか「熊穴沢避難小屋」まで、着くと
雨も止んで、日が射して来ました〜
これで、安心安心…..
1時間ちょっとで、天神尾根を下山して
谷川岳ロープウエー山頂駅まで、たどり着きました。
谷川岳初登山で、こんなに怖い思いをするとは
思いませんでした。
谷川岳をなめるんじゃね〜ぞ〜!! :haha:
って、怒られたのか?
手荒な洗礼をいただきました。
という、お山でいちばんオッカナイ、
「雷様」
初体験でした。
でも、また「谷川岳」は登りたい。
今度は、やさしく迎えてね。
ん、でもって……
また、乗っちゃいました〜〜。
谷川岳ロープウエー。
片道1200円。
明日から、点検作業で運休だそうです。
今日からじゃなくて、イカッタ〜。
そうじゃなきゃ、クマさんのうようよいる
「田尻尾根」をまた、決死の覚悟で下山しなきゃいけませんからね〜。
ということで、
なんとか、無事に下山できたので、
「タケ」ちゃんの提案で、有名な「一ノ倉沢出合」へやってきました。
結婚する前に、女房と来て以来だな〜〜
そう言えば、ロッククライミングしてた人たち
どうしたかな…….
やっぱり、スゲ〜な〜!!
あの上を歩いていたんだもんね〜!!
やっぱり、お山は楽しいですな〜。
でも、危険と隣り合わせな事をつくづく思い知らされた
谷川岳初登山となりました。
お山で一番恐ろしいのは雷なのだそうです。
真横、下、あらゆる方向から稲妻が走ってくることも多々あるのだそうです。
タイムスケジュールの無計画性….
猛省です……..。(汗)
また来ます「谷川岳」さん。
遊ばせてもらって、ありがとう。
“谷川岳登山「西黒尾根〜一ノ倉岳」珍道中【後編】” に対して6件のコメントがあります。
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トンバさん
おはようございます。
「ノゾキ」の下はガスでなんも見えんくて
残念でしたよ。
ド迫力なんでしょうけどもね〜!
あんな、ガスの中でもクライミングしている
声が聞こえたので、ぶったまげました。
谷川岳の岩は滑りますね〜。
特に一ノ倉岳方面の岩は、ツルツルに光ってましたよ。
もともと、滑りやすい岩に、とんでもなく大勢の人が
歩くんで、よけいにツルツルになってきたんでしょうかね?
またしても、ロープウエーに乗っかってしまいました……
まあ、今回は雷騒動で、したかないですかね。
そういえば、ロープウエーのワイヤーが2本あったな〜。
なるほど、風に強いのですか〜。
雷には弱いみたいですけど….
谷川岳のてっぺんで、雷様の洗礼をうけて
歓迎してくれたんだか? 怒られたんだか???
何はともあれ、無事に戻ってこられてよかったです。
駒ヶ岳の予報は、まだ曇り雨みたいです。
http://tenki.jp/mountain/famous100/point-124.html
いやはやガスっていて【ノゾキ】からの一ノ倉の岸壁の様子が見えなくて残念でしたね。
あの高度感はなかなかの絶景ですよ。
岩を登っているクライマーの姿も見えたりします。
でも、あそこらの岩は滑りやすいので、じょっぺに成ってひょいひょいと行くと ズルっ て事になりますから注意が必要です。
しかし、お山でゴロゴロ様に遭うとは災難でしたね。
おっかなかったろうな~。
へそを取られるくらいならいいども、命を取られかねねーなんがね~。
ご無事で良かったですな~。
ロープウェイで下山したんですね。
谷川岳ロープウェイは特殊な方式で今現在日本に3台しかない方式なのですよ。
普通のロープウェイは1本のワイヤー(索道)にぶら下がっていますが、ここのは2本の並行したワイヤーにぶら下がっているので風に強いんです。(冬期間はリフトのおじさんをやっている関係上索道の事は少し詳しかったりして・・・。)
日曜日は雨が降らないことを祈ります。もちろんゴロゴロ様も来ないこともね。
まいさんへ
こんばんは。
ご心配ありがとうございます。
怪我もなくて良かったです。
稲妻が横に走るのは
安全なところからだったら、みてみたいですね。
でも、お山の上ではチビってしまいます。
オラは街中でもジョギングとかしていて
雷鳴がしたら、すぐに家に帰りますからね。
街中でも大樹の下への避難は危険です。
雷って、いったい何万ボルト???
発電に使えないもんですかね~?
コバイモさん
こんばんは。
いやはや、なんとか生還できました。
魔の山にならなくて、イカッタ~!
谷川岳ロープウェイは、コンピュタ制御で
動かしているので、雷があるとすぐに止めるそうですよ。
基板がやられると動かなくなるし
べらぼうな、修理費がかかるらしいです。
雷が治まればすぐに運転再開するそうです。
エーデルワイスにも出会えたし
大満足でした。
谷川岳は、やっぱりいいお山だのし!
こんばんは。
怪我とかはしなかったみたいで、よかったですね!!
(虫には刺されたみたいですけど)
山で雷に遭遇すると、稲妻が上からだけじゃなくて
横からも下からも来るんですね!!
ちょっと見てみたい気もします!!
雷様にさらわれなくていかったのぉ。
ホソバヒナウスユキソウにも会えたしの。
何年か前、ロープウェイが夕方まで雷様のために止まってしまって、おごった時があったて。