クマ騒動ふたたび(・_・;)

2019年10月11日(金)・12日(土)

魚沼の市街地へツキノワグマが出没しました

11日のお昼ころ
市街地の佐梨地域に一頭のツキノワグマが現れ
住民を4名に立て続けに襲いかかり
救急搬送され、うち一名は重症とのアナウンスがありました

その後は、姿を見失い・・・・
すでに山へ帰ったものと思っていましたが
もしや・・・・
よく散歩へいく鳴倉山で孤児として
生き延びているらしいクマさんではないよね~

翌朝、7時すぎに
国道17号線の自動車修理工場で
また2名がツキノワグマに襲われました
1名は重傷とのこと!!
おそらくは昨日のクマが夜も市街地を徘徊していたのかも知れません

 

さらに・・・・
別の一頭が湯之谷地域の小学校近くにしかけた箱ワナに
捕らえられているとの情報が!!

 

その他にも
あちらこちらで目撃情報が寄せられていたそうです

 

※ニュース画像より

昨年の5月にもツキノワグが街の中心市街地へでて
我が家横の清水川から魚野川を泳いで藤権現山へ逃走ということがありました

今回のクマは人を襲ってしまったので
捕らえられた二頭とも地元猟友会により射殺されました

ニュースでは、今年はぶなの実が不作の年で
冬ごもりの栄養源を蓄えるため里に降りてきてしまったのではないかと????

里山散歩へ行ってもドングリも栗もたくさん落ちているのだけどなあ~・・・・(-_-;)
なんで街なかまで来てしまったのか????

野生動物でも知能は高いほうだと思うのですけど
早く山へ逃げ帰ればよかったのにな~
なんとも残念な結末になってしまった

登山が趣味のわたしですが
野生動物の生息域へ人間が入るという意識はつねに持ってはいます
魚沼の高い山でも、低山里山でも一度もクマと遭遇したことはありません
大型動物の気配を感じたことは何回かはありますけど・・・・

ツキノワグマの生体は詳しく調べている研究がほとんどありませんが
魚沼の山間地に生息しているツキノワグマの個体数はそれほど多くはないと思われます

じょうずに共生できないものでしょうかね
大怪我をされたかたは本当にお気の毒ですが
今回のクマ騒動はなんとも後味の悪いものとなりました

森のやさしい動物であってほしかったなあ~
昨今の異常気象とも因果関係もあるのかなぁ
おとなしい森の住獣というイメージがとても強かったので
なんとも悲しい事件でした

ある~日・・・・♪
もりの中♪
クマさんに・・・♬・・・・

というイメージなんですけどね
登山でクマに出会った人の話では
ほぼ100%クマのほうから逃げるらしいですけど・・・

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★追記

日本ツキノワグマ研究所というホームページに

新潟県魚沼市での多重事故について (2019.10/20)
という記事がありました

人身事故を起こしたクマは鋭意、駆除が必要です。
今回の件で問題は四人を襲った後にクマを見失っていることで、更に襲撃が続くと考えるべきでした。
翌日の事故を防ぐ次善の策は、同夜、包囲網の山側の方を開けて置くことでした。
駆除したい、事故を防ぎたい当局の気持ちは分かりますが、それでは『極めて危険状態になったクマ』
を地域で抱え込むことになります。こういう状態のクマは『動いている人がいる間、攻撃しつづける』 習性があります。
地域が静まりかえると落ち着きを取り戻して山の方角を探るようになります。
完全に包囲して警戒しつづけると昂奮が継続します。 市街地での事故を防ぐ基本は完全包囲しないことです。

抜粋
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完全包囲は危険
逃げ道を確保
山側を開けておくことが肝心と・・・・

 

 

クマ騒動ふたたび(・_・;)” に対して2件のコメントがあります。

  1. masaki baba より:

    信徳さん

    おはようございます
    昨年に続いてまたもクマ騒動です
    ツキノワグマが人里へ降りてくることは
    魚沼の山間地では珍しくもないですが
    まさか、市街の住宅地へ来るとは
    東の里山から降りてきたのでしょうけど??
    佐梨にくるまで誰も見ていないということはどうしたことなのでしょうか???
    街なかではクマも身を隠す逃げ場がないので
    パニック状態で人を襲ってしまったのではないかと思います

    佐梨で人を襲ったクマはパトロールをくぐり抜け
    あっという間に見失ってしまったそうです
    走るスピードはとても速いので車で追いかけるのは困難でしょう
    夜もパトロールはしていたと思います
    てっきり、すでに山へ帰ったのではないかと油断していましたね
    暗闇でも目が見えるクマは、色も黒いので人間がみつけるのは難しいと思われます
    あたりの飼い犬が吠えるらしいですけど???

    人を襲ってしまったので
    射殺は致し方無いですが
    どうして街なかまで来てしまうのかが謎のママです
    新潟大学の専門家???なる人たちはクマの餌が山にないと言うばかりで
    具体的な対策などはまったく説明もないのが現状です

  2. 信徳 より:

     新聞、TVでは台風被害情報ばかりでしたがインターネット上に
    「小出・佐梨にクマが出た!」との情報、すぐに友人に電話したら
    外出禁止令との事、そして翌日また出て大騒ぎ。
    前日、徹底的に調べれば二日目の事故は防げたのではと・・・
    クマさんには悪いけど街中に出て来たんじゃ共存は無理でしょう。
    小出は周りを山に囲まれているので何処にでも出て来そうですね。
    ご注意ください。

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