魚沼の野鳥~銀山平中荒沢~

2024年6月16日(日)

昨日の土曜日はなんと猛暑日になりました?
6月に35度超えるなんてことは初めてかもしれません
こんな調子で夏になるとどうなってしまうのやら・・・

夏になったら秋にならないかな?
暑苦しい夏は大嫌い

もう暑苦しくて小出公園での探鳥は日中は堪りませんので
近場で涼し気なところへ探鳥にいきましょう・・・・

涼しいところといったら
雪のあるところですね

銀山平中荒沢の万年雪まで探鳥します
受付のお姉さんに聞いたら
今年は少雪だったので
6月1日から西本城沢万年雪の遊歩道は
開通したそうです
※入場料200円(万年雪まで行けなくても200円)

林道歩きは野鳥が遠いので
ゲートから車で登り口までやってきました?
2キロくらいあります
こりゃ楽ちんです

手書きの地図をもらったのですが
最終の駐車場がどこだかわからない
案内マップによると
雪見橋という橋の先が駐車場のようです

ひとつ下に車を停めていましたので
行き止まりまで車を移動・・・
先行者の車が一台ありました
なんだ???
あまり人気ないのかな???

昨年も中荒沢は来ましたが
まだ万年雪まで開通しておらず
林道周辺で探鳥しましたがろくな写真撮られず?

実はこの万年雪遊歩道は初め歩きます

10時を過ぎて・・・
まあ、今日もあまり期待しないで
とりあえず行くだけ行ってみましょう

遊歩道と書いてあるので
比較的平らな道なのかと思ってましたが
思いの外、登山道っぽいです
探鳥なのでもちろん
CANON R7ミラーレスカメラにSIGMAの150-600ミリ+テレコンの重いカメラセットを
一脚につけていつもの探鳥スタイルで手に持って歩いていますが
こりゃカメラクリップにつけないとちと危ないですね

目線の高さ絶妙な位置に留まって囀っています
なんだかへんな囀りだな????

ちょっと~~ズームが440ミリです

オオルリ男子との距離は10メートルくらい
840ミリまで寄りました
今日は曇っているのでちょっとうす暗い木々の中です

ISO6400になってしまう

晴れていればISO400以下になったのに残念です

オオルリ男子はしゃがんで尾を立てたりする

羽も広げてプルプル

ピントがなかなか合わなくて
写真を撮れなかったんですけど
すぐ右上の枝に女子がいました

おそらくですが
男子は2羽いたのかな??

いつもの悠長なのびのびした美しい囀りではなくて
変わった囀りだったのは
女子をめぐって争っていたのかもしれません

初めて耳にする声でしたが
語尾に「ガッ、ガッ、ガッ、ガッ、ガッ」っと
ルリビタキのように威嚇するような大きな音を出していました

写真ですが・・・
前にうっすら葉っぱが被っているので
移動する余裕もありました
長い時間同じようなところに留まっていてくれる野鳥なら
下手くそなオイラでもなんとか撮影できますね?

おっぽを上げるこのポーズは
女子への求愛ディスプレイ

できるだけISOを下げたいので
1/160秒
マイナス1EVくらいで
なんとかISO1250~1600くらい

ぶれている写真を量産しましたが
こんなチャンスは年に一回あるかないかですので
下手な鉄砲も数打ちゃ当たる方式で!!???

あまりにも嬉しいので
同じような写真がずっと続きます

RAWデータはかなり暗いので
Lightroomですべて補正しています

まだずっとこの場所で変わった囀りをしていました・・・・

登り口から万年雪までは30分ほどの行程
展望台があるらしい???

予想以上に登山道っぽいので
重いカメラを手に持って歩くには難がある
転んで壊したら大変です??

えっ!!!
沢のほうからミソサザイの囀りが聴こえてくるのですが・・・
銀山平の白沢では聞こえなくなったけど
ここはいるのか!!!

万年雪展望台へ到着

おお~~~
なんか涼しいぞ

全景

そういえば・・・
荒沢岳で滑落事故があったようです

雪が少ないと言っても
まだまだ分厚くたっぷりあります
コチコチなので滑ります
チエーンスパイクなどあったほうがいいかもしれません

夏場になるとスノーブリッジが割れたりするんかな??
まだ余裕であちこち歩かれます
ここの標高は1000メートル少しです

先行者はご年配の知り合い夫婦でした
ご挨拶をしてしばらく談笑・・・

あそこにサンカヨウ咲いているとか
シラネアオイも咲いている・・・・

シラネアオイ

多くはないですが
雪が溶けたばかりのようですね

斜面のヤブにはサンカヨウ

今年はじめてですね

本城の滝
近くで見たこと無かったけど
ずいぶん段々になってるんですね

雪があるのでめちゃくちゃ涼しい
ここで早めのランチタイム??

曇っているし風もでてきて
半袖だったので涼しいを通り越し寒いです??

ウラジロヨウラク???

ギンリョウソウも

たっぷりのんびりしたので帰ります・・・

黒っぽい小鳥が沢の方から飛んできた

「チッ、チッ、チッ、チッ、チッ、チッ」と
セキレイの幼鳥のように鳴いているのは・・・

なんと!!

さっき見えたのは母鳥ですね
銀山平は標高が高くないので
ここでは繁殖はしていないのかと思っていましたが
来るときに囀りが聴こえていたのは
繁殖をしていたんですね?

こっち向いて・・・

とても暗い場所でしたので
ISO感度はかるく10000越えでしたが
まさか赤ちゃんに逢えるなんて思ってもいませんでした

みそっ仔ファンとしてこの上ない幸運な出来事でした

まだ少し上の方で「チッ、チッ、チッ、チッ、チッ」と鳴き声がしています
また降りてこないかと待ちましたが
上へ行ってしまいました

まさか中荒沢でみそっ仔に出会えるなんて
思いもしませんでした
うれしいのなんのです??
ミソサザイが小出公園にいるのを初めて知ったのは
この冬です
撮影もなんとかできました
なんだかみそっ仔に縁があるのかなあ?️

この場所で繁殖していることがわかりましたので
来年も訪れたいと思います
営巣地はたぶん沢のほうかと思われます
雪があれば降りられそうですけど
恐らくその時期は遊歩道が開通していないでしょう
開通してからは沢へは降りられませんね

標高は950メートルくらいかと思うのですが
万年雪があるため気温がさほど高くならないためか
通常は標高1500メートル以上で繁殖するミソサザイですが
西本城沢の気温などが繁殖に適した条件と
あまり違わないからかもしれません

来シーズンも要チエックポイントです

帰りもまた同じ場所で
オオルリ男子はまだ囀っていました

昨年オオルリ夫婦ととても近くで偶然に間近で出会ったところは
今年は逢えていません
このポイントは毎年近くで見られるかも!!

大体は木のはるか天辺でお腹だけしか見えなかったり
天辺なので遠すぎる
目線の位置で撮影できる場所はそうそう多くはありません

今日はあまり期待していなかったので
とてもラッキーです

同じような写真が続きます・・・

もう少しでいいので
光量あったら最高でした
紺色のところへ光があたらないと
美しい瑠璃色には見えません
こちらもルリビタキと同じく構造色です
ルリビタキ♂と異なって目の周りはかなり黒に近い深い紺色をしています

しかし、これくらい近くで見られただけでも運が良いです

小出公園とかでは
もうオオルリの囀りが聴こえない

メスの写真も撮りたいなと
探しますが見つけられませんでした

100枚くらいはシャッター切ったかな

オオルリ男子は自分としては今季上出来の写真となるでしょう
あくまでも自己満足としてですが・・・・

いいポイントでしたが
この写真も前になにか被っていました????

動画も録画ればよかった
変わった囀りを覚えられたのに

なにか前景にあるので
ぼやっとしてしてしまいました?‍♂️

位置情報の覚書に・・・・

ここです

ちょっと道が泥濘んでいたところです

折ブログを見て探鳥に行く人はいないと思うので
場所も覚書

地形図によると
沢まで15メートルくらいしか離れていませんね

近くでオオルリと
みそっ仔(ミソサザイ)母鳥と 幼鳥にも出会えた
とても運の良い銀山平中荒沢の探鳥でした?️
もっと運が良ければヤマセミなどにも逢えるかもよ!!

いい場所をみつけました
ここは残雪があれば夏も涼しいので
また探鳥に訪れたいと思います
万年雪まで行くまでは暑苦しいのか?

問題は・・・
まだ撮れていないサンコウチョウだ?
バーダーさんから撮影のコツなるものを教えてもらったんだけど・・・・
向こう側が透けている杉林で遠くをぼんやりと見ながら
背景を遮るように動くのがサンコウチョウと・・・・
難し過ぎる??‍♂️

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