魚沼のイヌワシ観察~オジロワシが飛びました~

2024年11月16日(土)17日(日)

はい!!
今週末もイヌワシ観察です🦅

週明けは雪が降るような天気予報
紅葉背景は今週末で終わりでしょうか??

いつもの道路沿いの電線に
ノスリが留まっていました

車をバックさせて
車を影に撮影・・・
しらない人には何やっているのか怪しい人
大きなレンズつけているので野鳥撮影とわかるかな??

鳥好きさんがたちが思ってるほど
自然の野鳥に興味ある人は非常に少ないです
おそらく、このノスリはトンビにしか見えないのではないでしょうか??

距離は40メートルくらい
キャッチアイが入らない

飛び出し!!🦅

電線からなので線が写ってましたが
消しました😁
それっぽくなりました

ここの道路沿いは
ノスリ、チョウゲンボウ、トンビ・・・カラス、ドバトがいます

10時過ぎにいつもの観察地へ

10時58分
北の上空から飛んできました🦅

カメラの液晶でチエックしてみました
あれっ???
尾羽根がなんだか短いし黄色っぽい???
くちばしも黄色いです

この鳥はイヌワシじゃないですね???

まさか!!!
オオワシなんてことはありませんよね

後でバーダーグループLINEで聞いてみました

オジロワシです!!🦅
イヌワシよりも大きいですが
イヌワシのようなハンターではなくて
お魚食がメインです

***********************************
オジロワシは、冬に北海道や東北地方など国内で越冬します。繁殖地である極東ロシアから、繁殖地の水辺が凍り始める10月下旬頃から渡ってきます。

オジロワシは、国内で最大級の大型猛禽類で、全長は約69~92cm、翼開長は約200~245cmです。海岸や湖沼周辺、河川流域の大木に営巣し、海鳥類やスケトウダラなどの海産魚類を捕食します。

オジロワシの越冬地には、次のような場所があります。

羅臼
北海道全域の海岸や河川、湖沼
知床半島
****************************************

高すぎてボケボケですが
なるほど
尾白の名前の通り
尾羽根が白い

オオワシは越冬のために
北海道には飛来しますけど
さすがに此処までくることはありませんね
オオワシも尾羽根が白いです

*****************************************
山本山のおばあちゃんと呼ばれるオオワシが
27年連続で長浜市へ越冬に来たというニュースがありました

長浜市ってどこかなと思いましたが
なんと!! 滋賀県ですよ
それほど南で越冬するオオワシがいるのですね
*****************************

オジロワシは以前には魚沼へ
数羽越冬に来ていたそうですけど
ここ何年か姿が見えないそうです

信濃川の河川敷あたりには
2~3羽くらい来るそうです

ノートリミング
大きい猛禽ですけど遠すぎます

イヌワシではないことは見かけでわかります

道端で撮影しているので
時々通り過ぎる人が何を撮っているのですか?
と尋ねてきますが
鳥🐤ですとこたえるだけにしています

イヌワシ観察でいつも一緒になるU氏は
猛禽博士の故I氏とワシタカ類の観察をしていた人です

数年前まで淡水魚の養魚場を経営しておられ
冬になるとニジマスを何匹か田んぼに置いておくと
オジロワシが3羽くらい飛んできたそうです

数回旋回をして
南へ飛んでいきました

肝心のイヌワシがまったく飛ばない・・・・😩

今日は駄目ですねと
一緒に観察していた人と話をいていました
撤収撤収う~と片付けをしていたら・・・

12時43分
とても高いですけど
一羽で飛んできました

こちらは確実にイヌワシです🦅

真上です
しんどい🤯

南方向へ一直線に飛んでいきます
いつもとは異なる珍しい飛行コース??

いつも夫婦飛んでいましたが
なぜに一羽なのでしょう??
イヌワシは一度番になると一生を共にするそうです


11月になったので
イヌワシは繁殖の準備に入ります

ノートリミング

10月中旬から幼鳥の姿がぱったりと見えなくなりました
私の週末観察記録では10月19日に飛翔したのが最後です
そのあと週の中頃、三羽での飛翔が観察されています

その後は他の観察者も目にしていないそうです
やはり追い出されたのかと思われます

*****************************************
イヌワシ研究会オフィシャルサイトより
季節が巡って秋。親が次の繁殖行動に入る頃、巣立った幼鳥は親のテリトリーから追い出されます。育った場所を離れ、幼鳥がどこへ分散していくのかはまだはっきりとは判っていません。成鳥になるまでには5年以上掛かりますが、それまでに半数以上が落鳥すると言われており、次世代を育むイヌワシが生き残るのは容易ではありません。
*****************************************

どうやらその年の春に巣立った幼鳥は
秋の繁殖期になるとペアのテリトリーから追い出されるようです
ごく稀に一緒に生活していることがあるそうです

真冬に2個産卵
2月ころに孵化 2羽の雛同士で争い強い雛が生き残る
(きょうだい殺しと言われています)
6月ころに巣立って
6~7月は飛翔の練習・・・
8月~9月からは狩りの練習・・・・
10月になると親鳥は次の繁殖の準備となり
 幼鳥単独で生き残られるように狩り習得
 親鳥の行動域(60平方キロ以上にも及ぶ)から独り立ち・・・
どのあたりへ旅立つのかはほとんど分かってないようです

私は偶然にイヌワシ飛翔をカメラに収め
7月終わりから観察しています
幼鳥を間近で目にすることができた季節と
幼鳥の行動時期がピッタリ当てはまりますね

成鳥になるまでに5年以上もかかる
その間にまともに狩りができないと
半数以上が命を落とすと😣
食物連鎖の頂点に立つことはとても過酷です

あの幼鳥はもう見ることができないようです
幼鳥はよく鳴きました
「キャ、キャ、キャン・・・」という甘えたような鳴き声は
犬の鳴き声に似ているからイヌワシという一説もあるそうです

なんだかさみしいですがこれが自然の掟です
この冬を超すことがまずは一番の困難でしょうか?
どこかで元気に過ごしていることを祈るしかありません・・・

来年も繁殖に成功して初夏のころ
また新しい幼鳥と出会うことができたら
とても嬉しいです😃

午後からは少しだけ
冬鳥を探しに小出公園へ

トンビの練習・・・・

ぜんぜん冬鳥に逢えませんけど
公園の紅葉はキレイですね

真っ赤です

午後から風が強くなってきたので
野鳥がまったくいない・・・🤦‍♂️

ジョウビタキの鳴き声もしない・・・

セグロセキレイは魚野川の中洲にいたんですね

つるべ落とし・・・
4時をすぎると
暗くなって光量不足で駄目です

ISO16000ではノイズまみれで
補正してもキレイにはなりません

日曜日は午前中に町内江ざらい・・・・
カミさんの軽自動車のタイヤ交換をしてから
少しだけイヌワシ観察へ・・・・

今日も飛ばないな~と
10時47分
東のはるか上空を飛翔

これほど豆粒では
イヌワシだかなんだかわりませんね

昨日に続いて
一羽での飛翔です
ん~ん???
夫婦喧嘩中でしょうか???

この場所の紅葉は今週で終わりとなりそうです
イヌワシもとても高いところしか飛ばなくなりました
なぜか土日とも一羽だけでした
幼鳥と違って低い高度を飛ぶことがほとんどありませんね
幼鳥と一緒に飛ぶときはわりと低高度まで降りてきたことがあります
今年は紅葉を背景にしたイヌワシ写真は叶いませんでした📷️

週明けは雪が降る天気予報でした
権現堂山は初冠雪
大力山も初冠雪でした
平地は雪にはなりませんでした
あと少しだけ観察できるでしょうか🦅

冬鳥も気になる・・・・🐣

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントに画像を添付 (JPEGのみ)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください