小出(魚沼)の自然が壊されていく!~2~

昨夜は霧に包まれていた。
今朝は意外と冷え込んだので、
小出名物のシガ(霧氷)が少しだけ付いた。

ちょっと、朝寝坊したので、
急いで朝食をとって、あわてて魚野川左岸の
樹木の伐採現場へ出かけてみました。

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やはり、手前の大きな木がないと
間の抜けた風景だな。
午前9時近くになってしまったので
もう、だいぶシガも溶けだしてしまったようだ。

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気温が0度もないようなので、
この季節としては珍しく凍み渡りができる。

年を越せば、また工事がはじまって
この風景は見られなくなるのだろうな~。
と、感慨深い。

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「コンコン」となにかの音がする。
とっさにキツツキじゃないかと思い
音のする方へ、目を向けてみると
いました、いました。

ゆっくり、ゆっくりと忍び足で近づく。
「アカゲラ」です。
相変わらずオラのコンパクトデジカメでは
これくらいが限界。
でも、なんとも、うれしい気分になった。

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シガはこんな具合に、魚野川の水温が温かく
地表の温度が氷点下5度以下くらいになると大量の霧がでて
霧の水滴が樹木に凍りついて、真っ白な世界を創ってくれる。

小出を代表する美しい風景だ。

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「クッ、クッ」
という聴き慣れない鳥の鳴き声がした。
しばらく、じっとしていると.....

「ヤマセミ」じゃないですか。
初めてみました。

昨日、魚野川の樹木の伐採のことで
魚沼周辺のアウトドアに精通し、フライフィッシングの先生でもある「池田氏」と
電話で話したのだが、「ヤマセミ」が来ている。
という話を聞いたばかりだったので、
とても感激。

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「ヤマセミ」は伐採現場周辺を行ったり来たりして
時々、川へダイブしては捕食しているようだ。

「カワセミ」も行ったり来たりしていたのだが
動きが速すぎて、カメラには収めることはできなかった。

やっぱり、ここは野鳥たちのすばらしい楽園だ。

帰り際に、中橋の上で
その「池田氏」とばったりあって
しばし、話を聞いた。
今日の午後からお店(アングラーズベンチ)の方へ行ってみようと
思っていたのだが。

中橋の中洲左岸側に小さい流れの場所がある。
そこには、冬場でも小魚や水生昆虫がたくさんいるので
野鳥や水鳥たちにとって、絶好の場所なのだそうだ。
他の地域では考えられないくらい野鳥の数が多い。
そして、伐採された雑木林が身を隠す場所や
住処にもなっているそうだ。
流石に野鳥や動物の生態系に詳しい。

なんとも、残念で仕方がないと
嘆くことしきりだった。

オラも悲しい。
しかし、伐採してしまってからでは
もうどうすることもできない。

結局のところ、
堤防工事ありきで、ことが運んでしまっているようだ。
魚野川の水害の危険度をあおり、恐怖感を住民にあたえておいて
住民アンケートを行う。(2年くらい前に確かに国土交通相のアンケートが確かにあった)
地域住民の総意として、堤防がやっぱり必要だ。
ということになる。

しかし、一旦工事認可がでてしまうと
まったく関係ないところまで、工事の手が及ぶ。
ダム問題と全く同じ構図だ。
こんなことが、全国至る所で未だに行われているのが現実。
小出もそのターゲットになったということか。

そういえば、夏場に国土交通相が魚野川右岸にへんてこなアンテナを立てて
魚影調査のようなことをしていた。
魚野川は鮎釣りのメッカなので、影響がでたら大問題になると考えていたのではないだろうか?
それとも魚沼漁協との政治関係?

でも、左岸の雑木林は目に止まらなかったのであろう。
野鳥の姿も気にも止めなかったのであろう。
魚野川中橋周辺の生態系は、これで一気に変わってしまう。
生態系はすべてが連鎖しているので、
魚だけ調べても仕方がないと思うのだが......

中橋の上から見渡すと、
さっきの「ヤマセミ」がしきりに
魚野川へダイブしていた。

2 Replies to “小出(魚沼)の自然が壊されていく!~2~”

  1. なんとも嘆かわしいばかりです。
    確かに、魚沼も土建業従事者が大変大勢いるので
    あまり、ことを荒立てない方がいいのかも知れません。

    でも、街づくりは100年先のことを本気で考えて
    いかなければいけないと思います。
    美しい自然や文化を後世へ残して行きたい。
    先人の思想は素晴らしかった。
    と言ってもらえるようであってほしい。
    ヨーロッパの国々みたいに文化を極端に大切にするように?
    (正論すぎますかね?)

    ありのままの自然を出来る限り活かした工法での
    事業のありかたも、模索してほしいところです。

    とんばさん
    良いお年を....

  2. 公共事業なんて、所詮利益先行で事が進むもんですね。
    恐らく、本気で災害の防止を考えて事業に携わっている方なんて、居ないんじゃないでしょうか?。
    他人の家がぶっ壊れ様が、人が死んじゃおうがあまり深刻に考えて計画を立てて居るとは思えないんですよね。
    人の命(利益も含む)と、動植物の命に優先順位を付けて、ずるく仕事をしているだけです。
    人はそうやって昔からある物を食い物にして生きて来たんですね。
    何も知らずに精一杯生きている動植物が可哀想です。
    でも、自分もそうやって回って居る歯車の一つなんで、大きな事は言えないんですけど・・・。

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