絶景紅葉のはずだった「八海山登山」。～2～

2013年10月14日（体育の日）。

紅葉のはずだった、八海山登山へ行ってきました。
紅葉はまだまだでしたので、期待しないで見てください。

つづきです・・・・・

さてと、
八ツ峰を超えるスリリングな道へ行きます。

ときおりとても涼しい風が通り抜けて
秋山全開ですが・・・・
紅葉はまだ始まったばかりです。

吸い込まれそうな鎖場です。
慌てないで慎重に！

不動岳を振り返る。

八ツ峰は
地蔵岳、不動岳、七曜岳、白河岳、釈迦岳、摩利支岳、剣ヶ峰、大日岳1720メートル（10合目）の順番なのですが・・・・

不動岳の次は七曜岳のはずですが
五大岳という標柱です？

いつまでたっても覚えられずです・・・・・

駒ヶ岳の勇姿を眺めながら・・・・・
鎖を握りしめて。

ここは高度感がありますね～。
覗いてみると両側ともスッパリと切れ落ちています。

ロープウェイ組の人たちも
そろそろ八ツ峰縦走に来たようです。

紅葉ではないですが
快晴につき眺望は最高です。

ここの標柱は文字を認識できません。
ここが七曜岳でしょうか？？？？

巨大な岩峰は摩利支岳

七曜岳の次は白河岳。

標柱の文字は白川岳とあります。

北側も紅葉していません。

アルミの梯子が見えるところが
摩利支岳。
先行者がよじ登っています。

白川岳の次の釈迦岳がどこなのか未だにわからない・・・・・・

一旦、迂回路分岐まで降ります。
[tegaki]鐘は鳴らします！[/tegaki]

摩利支岳への鎖場。

振り返る。
この岩峰の形が優美だ。

どれが何岳でしたでしょうか・・・・・・

釈迦岳・・・・白河岳・・・七曜岳・・・・不動岳・・・・

釈迦岳はわからず・・・・・
ひとつとばして摩利支岳。

剣ヶ峰と大日岳。

剣ヶ峰横の鎖？

剣ヶ峰は巻いているのかな？？？

ナナカマドの実は赤い。
葉っぱはやや枯れ気味か。

剣ヶ峰をひとつとばして

大日岳（10合目）　1720メートルへの
最後の鎖場は・・・・

80度くらいはありそう。
アルミ梯子の上に二本の鎖。
見た目はほぼ垂直です。

短いのですが、最後なのでちょっと辛いものがあります。
ここだけは、腕力で体を持ち上げないとなりません。

呼吸を整えてから登りましょう。

猿田彦命様、お久しゅうございました。

10時7分
10合目　大日岳　1720メートル到着です。

千本檜小屋から50分ほどの
スリルたっぷりの八ツ峰縦走でした。
ここまでくれば一安心といったところでしょうか。

魚沼盆地を眼下に
ひとしきり眺望を楽しみます。

今日は久しぶりに八海山の最高峰
入道岳（丸ヶ岳）　1778メートルまで足をのばしてみましょう。

大日岳からはとても長い鎖で下降。

けっこう長いです。
私の後ろの方は、スルスルと上手いこと降りてきます。

鎖を握ったら体を岩から思い切って離すことがポイントかと。
そうすれば、足へ重力がかかるようになるので、腕力はあんまり要らなくなります。

怖いと岩に体を近づけてしまって、腕力任せになってしまいます。
足を置く場所も見えなくなるのでね・・・・・・

一昨年夏の新潟福島豪雨災害で
右の道を行く登山道が崩落して、通行止めになっていましたが
新しくルートが整備されました。

が・・・・・
これまた、えらく高さがあります・・・・・
我が家の二階の屋根から降りるよりも高さそうですね。

左の方はロープを出してビレーしています。
懸垂下降の練習でしょうか？

岩場にはちゃんと鎖は付いています。

一歩目の足の置き場を考えてしまう高さですわ。

降りるのはいいですが
この鎖場を登るにはホールドがあんまりないので大変そうです。

タケちゃん・・・・
悪戦格闘中！

ここから千本檜小屋への迂回路、新開道へは通行可能です。
えらく高い大岩をまた登らなくても良くて
ほっ・・・・・・

ここから20分くらいで入道岳まで行けるかな？

迫力満点の八ツ峰。

そろそろ、賑わってきました。

思っていたより近かったけど
こんなに急だったかな？？？

越後三山の盟主　中ノ岳の堂々たる山容。

こっちから眺める八ツ峰は不思議な形です。

右にわが町も見える。

少し霞がかかってきましたが。
まずまずの秋晴れ。

10時38分

八海山最高峰、入道岳（丸ヶ岳）　1778メートル到着です。
八ツ峰　大日岳より60メートルくらい高いです。

中ノ岳への縦走路は大変そうだな～。
鞍部のおかめのぞきから800メートルも登りあげなくてはいけないそうだ。
まあ、越後三山縦走は一泊しなけりゃいけないので
歩くこともなさそうだけど・・・・・

小屋泊ってのもありかなぁ～・・・・・

★入道岳からの眺望
動画も撮ってみました。

まずは、
中ノ岳に向かって
[tegaki]かんぱぁ～いい！[/tegaki]

銀山平、荒沢岳はトンガリだ。

中ノ岳から縦走してきた単独者がひとりやってきました。
中ノ岳避難小屋泊（満員）だったそうです。
ついに、影の薄い、長男坊も人気がでてきたか？？？

荒沢岳から中ノ岳～八海山というコース。
荒沢岳から兎～中ノ岳の間は紅葉が綺麗だったそうです。

んん～～～～～・・・・・
場所によって違うのかな？

まったり～タイム・・・・・・

今日は私らみたいに入道岳へも足を伸ばす人がたくさんでした。
20名くらい登ってきたでしょうか。
県外の方がほとんどのようでした。
三男坊の八海山も人気者になりました。

紅葉ではありませんでしたが
風もなく、秋晴れの山頂で
ポカポカ、まったりと過ごすことができました。

11時40分になるので
そろそろ、下山準備です。

ここから眺めると端正な形だ。

思いの外・・・・・
怖そうなところがあったりします。
20メートル以上はありそうな垂直な岩・・・・・

八ツ峰は大勢の人で渋滞中・・・・・
[tegaki]それにしても、スゴイ人・・・・・[/tegaki]

誰一人として、落っこちたりしないのも関心ですね。
落ちたら大変ですけど・・・・・

まるで、スポーツアトラクションのようです。
全身運動になりますね。

迂回路へ
一昨年の豪雨災害での大日岳下の崩落箇所。
大雨が降ればまた崩れだしそうです。

千本檜小屋への迂回路は通行可能です。

30メートルはあろうかと思われる長～いアルミ梯子を下ります・・・・
とても急なので、落石注意です。

八ツ峰大岩壁のすき間を下ってきた感じです。

八ツ峰の岩場を見上げると・・・・
ちょっと紅葉。

迂回路を進みます。
細い道なのに、鎖が付いていないのでけっこう怖いですね～。

しばらく行くと、分岐に到着です。
新開道方面へ下ります。

新開道の上部はけっこう悪路なのです。
トラバースっぽくなっているのですが、けっこう急で濡れていてとても滑りやすい。
鎖場も何箇所かあります。

鎖やロープのあるところは、一応つかまったほうがいいです。
ず～っと右下がりなので、滑り落ちる危険があります。

新開道から見上げる八ツ峰は圧倒的なスケールです。

紅葉たけなわならば、すばらしい景観なのですが・・・・・

急な鎖場。

右の丸いのが大日岳でしたっけ？？？？

振り返っては八ツ峰を仰ぎ見る。

まだ、格闘中の人たちでごった返していますね

影の薄い・・・・・入道岳。
八ツ峰のギザギザな山容とは対照的にまん丸です。

1.2.3.4.5.6・・・・・
どれが何岳やら？？？？？

中央の台形のところは長さがあるので、
摩利支岳かな？？？

いや、違うな・・・・・・

もみじ

山の紅葉は
日本庭園のもみじのように
きれいなかたちのものはありません。
これが自然界の姿です。

ほんのわずか・・・・・

だいぶ下ってきました。
ピークへの登り返し付近から。

4合目

稲荷大明神。

ここのブナの森はきれい。

顔がない・・・・・・

頭がない・・・・・

修理しないのかな～？
なんだか切ないです姿です。

ここにもお揚のお供えが。
どなたか、毎週のようにお参りに来てくれるのですね。

白いススキが揺れていました。

まもなく到着です。
林道は草刈り中で「工事関係者以外、立入禁止」になっていました。

草刈りの人が巻き道があるといっていましたが・・・・
どこなのかわかりませんでしたので、そのまま林道を歩いてきました。

2時48分。
無事に下山しました。

まだ、車がたくさんあります。
今日は大賑わいの屏風道でした。

みなさんも絶景の岩壁紅葉を期待しての屏風道だったことでしょうが、
残念ながら、今年の紅葉はかなり遅れているようです。

２０日の週くらいからが見頃でしょうか？

台風２６号が日本を襲い、大島で甚大な被害をもたらしてしまいました。
心よりお見舞い申し上げます。

台風一過の日本晴となるのかと思いましたが
寒気が入り、各地の高い山では初冠雪を記録したそうです。
今日１７日の時点では、越後三山は雲の中で山頂部はまったく見ることはできませんでした。
もしかしたら、少し雪が降ったかも知れません。
ずいぶんと日中も寒かったので、たぶん降ったでしょう。

なんだか、今年はお山の紅葉をまったく楽しまないうちに
雪山になってしまうかも知れません。
第三弾に行きたいのですがね～。

おしまい。

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