紅葉の丹後山~中ノ岳周回登山~3~
2012年10月14日(日)。
丹後山から中ノ岳へ紅葉を愛でる登山へ行ってきました。
さらに続きです。
長くなってすみません・・・・・
1時近くになってようやくたどり着いた
中ノ岳2085メートルです。
こんな時間に中ノ岳日帰りの登山者はもちろんだれもいないかと思いましたが
これから下山される方が一名降りるところでした。
20分くらいは休憩エネルギー充電タイム。
中ノ岳避難小屋と越後駒ケ岳。
だいぶ雲が出てきたしまったので
ちょっと残念・・・・・
しかし、今年は抜けるような秋の空という日が全然ない。
なんともおかしな秋だ。
八海山。
今日は大賑わいのことでしょう。
ロープウェーで4合目下まで登られるので
気軽に登れる山になりました。
八ツ峰縦走はおっかないですが・・・・・
あれっ!!!
祀ってあった小さな赤い鳥居がない・・・・
祠の屋根もない!
前には何かを燃やしたあとが・・・・・・
神事をしたのでしょうか?
冬を前に片付けるのでしょうね。
荒沢岳。
平ガ岳~尾瀬燧ヶ岳。
登山道の稜線も紅葉していますね。
西斜面は紅葉がきれい。
少し日がさしてきました。
あんまりゆっくりしてられないのですが
20分以上休みました。
リポビタンDを飲んで
[tegaki]ファイト~! いっぱぁ~つっ![/tegaki]
気合を入れて下山です。
1時20分を過ぎちゃった~・・・・・・
[tegaki]こんな、時間から下山で大丈夫かい????[/tegaki]
頑張れば3時間くらいで下山できるかな~?
4時半前にはつけるかな????
もちろん日帰りは私が最後です。
今時期は5時半というといきなり真っ暗になってしまうので
日が暮れないうちには下山したいです。
さて、登山道はとても急な下り坂なので
慌てないで、慎重に、少し急ぎ足で
下山しましょう。
歩いてきた周回コース。
[tegaki]真っ赤っ赤~。[/tegaki]
小天上~五合の日向山を目指して。
[tegaki]転がり落ちそうな急坂です・・・・[/tegaki]
中ノ岳の登山道はよく踏まれています。
斜面の紅葉もところどころ鮮やかに。
お名残惜しいので、どうしても足がとまってしまいます。
八海山
[tegaki]きれい・・・・・・[/tegaki]
魚沼のお山はこの秋最後の紅葉だよ・・・・・
少し下ると、目印のダケカンバ。
このあたりが八合でしたかね?
標柱は笹に隠れてみつかりません。
うねるようなダケカンバの枝
彩りの紅葉が見事な景観美をつくりあげています。
あんまりゆっくりしてられないのですが・・・・・
錦繍の彩りの素晴らしさに見入ってしまいますね。
来年までこの景色は見られませんよ!
全然足が進みませんが・・・・・
私が山頂についた時にお会いした下山される方に追いつきました。
だいぶ足に疲れがでているようで、かなり辛そうです・・・・・
「大丈夫ですか~。」
「足の踏ん張りが効かなくなって・・・・」
「どの道、下山するので、一緒に降りましょうか。」
旅は道連れ・・・・
なので、一緒に降りることにしました。
かなりお疲れのようで、ちょっと心配でした。
ここは急登な中ノ岳です。
先週の巻機山遭難者のことも頭をよぎりましたし。
七合の少し上で2時少し前です。
ゆっくりペースでもなんとかあと3時間ちょっとあれば大丈夫でしょう。
5時過ぎくらいには下山できそうと考えたわけです。
もちろん、この時間から中ノ岳を下山する人は私達が最後です。
中ノ岳は登りもすごい急登なので、
当然ながら下りも足にかなり堪えるのですよね。
暗くなる前に下山しましょう。
あわてないあわてない・・・・・
ゆっくりゆっくり。
登山の事故はそのほとんどが下山時に発生しているそうです。
慌てて下るのは事故の元!大変危険です。
[tegaki]平常心で!確実に![/tegaki]
小天上。七合から下ります。
ここらへんも紅葉が綺麗です。
六合あたりまでくだってきました。
2時40分前。
生姜畑へ。
ここからはしばらく平坦な道です。
生姜畑も草紅葉です。
日向山 五合へ到着。
ちょうど3時です。
このペースならあと2時間ちょっとで下山できそうです。
休憩を入れずに、そのままゆっくりペースを保ちながら下ります。
ゆっくりの場合は、休まないほうが疲れないかも?????
一旦、尻を下ろしてしまうと
どっと疲れがでるような気もしますが?????
四合。
3時40分。
三合~四合は急坂なので少し時間がよけいにかかってしまいました。
しゃくなげ湖がみえてきました。
三合。
4時です。
まずいかな?
登山口到着は5時を過ぎてしまうのが確実になってきました。
5時半までに着けばまだ暗くはならないと思いますが。
ご一緒の方も、やや遅れを取りながらも
歯を食いしばって、頑張って下山しています。
休憩していないので、相当しんどいとおもいますが!
頑張りましょう!
千本松原の標柱はこんなところに寝転んでいました。
[tegaki]永谷園の松茸の匂いはしない・・・・・・[/tegaki]
松茸は赤松の根本だけに生えるのではないそうで
どんな松でも生えるとか?????
[tegaki]状況としては・・・・[/tegaki]
[tegaki]松茸探しをしている場合ではないですが・・・・・[/tegaki]
ようやく二合へ。
4時半です。
登山口から一合~二合はけっこう急坂です。
あと、1時間では厳しいか!
下界が近くなって来ました。
もうすぐですよ!
ゆっくり下っては、降りてくるのを確認するまでしばらく待っての繰り返しになりました。
発電所が見えています。
鎖場を下ります。
もう一つ。
あれまあ・・・・
リンドウが咲いています。
[tegaki]ぎょえ・・・・[/tegaki]
5時10分くらい。
木々に囲まれた登山道はやや薄暗くなってきました。
ライトを準備します。
ヘッデンは、この前電池がなくなっていたので
新しい電池を入れたら、なぜか点かなくなってしまった・・・・
重要な山用品なので、もう少し立派なものを買ったほうがいいかのしれません。
または、安物でも必ず2つ用意するか。
あたらしくホームセンターで980円のを買って持ってきていますが。
今日に限ってなにげにザックのポケットに、夜ジョギング用の明るいLEDライト入れてきました。
ジョグライトをザックにくっつけてみました。
[tegaki]けっこう、明るいぞっ!!!![/tegaki]
登山でライトを使うことは初めてです・・・・
暗いうちからは登らないし、暗くなっての下山もしたことは今までありません。
[tegaki]うひゃ~・・[/tegaki]
一合到着。
5時18分・・・・・
[tegaki]あれよあれよという間に、暗くなってきたぞ~・・・・・[/tegaki]
[tegaki]クマさんは・・・・[/tegaki]
今日は笛ももってきたので、
[tegaki]ビィ~、ビィ~ッ!![/tegaki]
と、吹鳴しながら下ります。
夕まずめの時間帯です・・・・・
[tegaki]こんな時間にこんな場所にいるのは危険極まりないです!!!![/tegaki]
[tegaki]げぇ~~~~っ!!![/tegaki]
[tegaki]真っ暗・・・・・・[/tegaki]
まだ、5時半になっていないのだが、
木々に覆われているからすでに暗いのですね。
フラッシュしないと写真を撮れませんので真っ暗ですが
これほど暗くはありません・・・・・・
歩くのも一歩一歩、足元を確認しないと歩けなくなりました。
もうすぐなので
一足先に降りて、車をまわしてヘッドライトをハイビームにして山を照らそう。
ようやく登山口到着です。
コンクリートの階段がやたらと大変そうに見える。
ここから落ちると大怪我では済まない。
5時59分です。
あたりは完全に暗くなってしまいました。
急いで駐車場まで行って、車を持ってきたはいいけど・・・・
登山センター手前のバリケードは鍵がかかっていて車が入れないではないですか!
仕方ないので、ヘッドライトだけハイビームにしたまま
歩いて登山口までくると、ちょうどご一緒の方も
登山口へついたところでした。
[tegaki]とにかく無事の下山。よかった、よかった![/tegaki]
ご一緒した方は、百名山をすでに踏破して、
現在は二百名踏破中。この中ノ岳で150座目とのことです。
山の装備は完璧でビバークもできる体制でした。
人によっては、まるでハイキング気分でこの山に登ってしまうような人もいます。
装備だけはきちんとしないといけませんね。
秋山の夜は氷点下となりますので、生死を分けます。
越後三山中ノ岳は知名度は低いですがなかなか大変な山なんです。
登山口は標高が440メートルほどしかありません。
標高差1640メートルもあります。
おまけに、とんでも急坂がいやになるほど続きます。
足が言うことをきかなくなる人がたまにいるようです。
体力に合わせた山行計画をしないといけませんね。
[tegaki]でも、いいお山ですよ。[/tegaki]
[tegaki]個人的には中ノ岳が百名山でいいと思うのですが![/tegaki]
魚沼のお山の紅葉もそろそろ、低いところへかけくだってきそうですかね~。
もう少し、高いお山の紅葉を楽しみたいのですが・・・・・
もういつ初雪は降ってもおかしくはない季節となりました。
でも、もうひとつは登りたいな~
おしまい。