紅葉が終わってしまった「荒沢岳」登山~1~

2014年10月11日(土)

巷では体育の日の三連休です。
第二土曜日とかさなったので、珍しく私も三連休!

しかし先週に続いてまた週末に台風がやってきそう。
猛烈な勢いのスーパー台風19号が本州を縦断するようなコースになりそうでしたが
動きが遅くなったようで、連休初日は晴れの予報になりました。

せっかくの連休ですので
秋のお山へ出かけてみたいと思います。
魚沼のお山の紅葉は先週あたりでもう終わってしまったようですが
今年はまだ登っていない銀山平の荒沢岳へ登ってみましょう。

魚沼の一般登山道では最難関とも言われていますが・・・・・
鎖場が長~~~いのです・・・・・・

なんだか每年、每年、行くところが決まってしまってますけど
魚沼人なのでそれでいいのです!!

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5時40分に荒沢岳登山口の駐車場へ到着。

[tegaki]エッ!!!  ナナ・・・ナント!!![/tegaki]
超満車状態です!!!

すでに路肩駐車の車まであります。
この駐車場がこれほどにも混んでいることは初めて見ました。
流石は秋の三連休ですね。
と言っても、20台に満たないくらいしか駐車スペースはないんですけどね。
普段は数台停まっているだけです。

連休を利用して裏三山の縦走をする人もたくさんいるのでしょう。
けっこう有名になった荒沢岳です。
というわけでもないのかな????

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いつものようにおにぎりを食べてから支度をととのえ
6時8分 登山カードを提出して出発です。

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先行者がたくさんいるようなので
クマさんはいないな????

と思ったら・・・・
左の森から・・・・
[tegaki]ビィ~~~~ッ![/tegaki]
[tegaki]ビィ~~~~ッ!!![/tegaki]
というような、聞いたこともない動物の鳴き声が????

いったいなんだろう???
イノシシ???
カモシカ????
鳥????

クマさんじゃいのでまあいいか。

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今日は好天になりそうですが。
やはり紅葉はもう終わったのか?
山は茶色。

今年は紅葉の当たり年だったらしいですが
遅すぎましたね。

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越後駒ヶ岳が見えてきた。

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少し急な坂を登ること30分くらいで前山へ到着。
荒沢岳はまだ雲の中。

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奥只見湖は霧が大量に発生している。

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7時くらいになって
ようやく荒沢岳が頭を出した。

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今ひとつ鮮やかではない

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難所の前嵓が見えてくる。

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今朝はいつまでも
霧が雲海のように広がっている。

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ミヤマダイモンジソウがまだ咲いていた。

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7時29分
前嵓下の取り付きへ。
看板がなくなったな~?

ここから鎖場やハシゴが連続するので
ストックはザックにつけて慎重に登らなければなりません・・・・

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短い鎖からスタートです。
岩もやや湿っているので、スリップ注意です。

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ハシゴ

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鎖・・・

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鎖・・・・ハシゴ・・・・

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最後のハシゴを登れば
第一関門突破です。

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眼前に前嵓の岩稜が聳え立つ!!!
やや、紅葉かな???
でももう茶色いか。

今日は特にスピードアップしているわけではないけれど
数名追い越してきた。

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こんな時間になっても雲海だ。

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今日はやけに雲が低い位置にあるような気がするが?

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駒ヶ岳の北側は雲が広がっている。

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きれいだな~。

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一旦、暗部まで下ってから
前嵓の核心部へ。
先行者がへばりついている。

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7時50分

[tegaki]むむっ・・・・[/tegaki]
今日は流石に渋滞だ!

すれ違いや追い越しができるような幅はないので
上の人が登るのを待つしか無い。

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危険な箇所なので、のんびり慎重に行こう。

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ゆっくりなので、さほど息も上がらない。

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8時6分
前嵓上 1536メートルへ到着。
意外と速かったかな。

少し休憩。

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前嵓では数名の人が休憩していた。
あの山は何ですか??? アレは???
などと聞かれるので、お答えしましたが
間違っていたらごめんなさいね。

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さてと・・・・
山頂を目指しましょう。

1969メートルまで標高差430メートルほど。
前嵓が核心部なので一安心するのですが
実はもここからが急登だったりします。

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紅葉しているような、茶色いような・・・・

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西本城沢の万年雪

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ナナカマドはだいぶ飛ばされたようで葉っぱが少ないし
色づきもよくないな~。

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望遠レンズがないのでいっぱいいっぱいですが
ダケカンバの黄色がきれい。

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妙な高度に停滞する雲・・・・・

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ほとんど残っていない。

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ピークを3つくらい超えれば山頂だ

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燧ヶ岳は目立つなぁ~

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大きな平ヶ岳。

この秋に登った山はこちら方面ばかりだった。

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短い鎖場。
右から迂回する道もあります。

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眼下に奥只見湖

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そこは山頂ではありません。

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先ほどのピークを超えると山頂まで一投足。

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9時14分
荒沢岳 1968.6メートル登頂です。

1986.7mと書いてある。

早立ちした人たちはもう縦走路へ向かったのか
妙高から来たという青年がいるだけだった。

青年と少しだけ会話をして
早くも彼は下山していった。

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荒沢岳はガスに巻かれることが多かったのだが
今日の眺望は最高。

越後駒ヶ岳

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中ノ岳

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兎岳への縦走路

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明日も天気がいいらしいので
明日は駒ヶ岳を登る予定です。

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登ってきた稜線

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しばらく雄大なパノラマを満喫。

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紅葉はもう終わってしまったが
これだけ遠望できれば気分もいい。

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中ノ岳にはまだ残雪がある。

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パノラマにしてみました
★クリックすると拡大します。

 

ゆっくりと眺望を独占していたが
しだいに後続の人たちもどんどんと登ってきて
狭い山頂はあっという間に満員となった。

 

つづく・・・・・

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