雪の魚沼の里山「鳴倉山からトヤの頭」へ~2~

2015年1月25日(日)

鳴倉山登山の続きです・・・・・・

 

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尖った山頂をあとに
少し平らなところでお昼タイムです。

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では、本日は・・・・
[tegaki]かんぱぁ~~~いっ!!!(^^)[/tegaki]

[tegaki]ポカポカで気持ちが良いです。[/tegaki]

魚沼の里山最高っ!!
やはり晴れた日に登りたいのは当たり前なのですが・・・・
真冬のしかも日曜日に晴れるなんて事はめったにありません。

眺望を楽しんで、
思いっきりマッタリ~~~です。

今日はほとんど風もないので
丁度いい暖かさです。

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こんな時間になっても不思議な低い雲があります。

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ハナコさんはなかなか晴れ渡ってくれません。

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この不思議な雲のせいですか???

地表はかなり暖かなのでしょうかね??

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だいぶ長い時間マッタリしていました。
もう12時56分ですが・・・・
このまま下山すると、2時前には降りちゃうなぁ~?

トヤの頭まで1時間もあれば行けるかな??
行って帰って2時間か。
んん~~~~・・・・・・
しばし自問自答。

鳴倉山へ戻ってきて3時。
4時前には登山口まで行けるのではないかと考えました。
穴にハマったり、トラブルがなければの話ですが・・・・・

 

ということで、初めての里山 トヤの頭を目指してみることにしました。

尖った鳴倉山から鞍部まで激下りです!!!
[tegaki]雪の斜面が大きく波を打つモコモコ感が・・・・[/tegaki]
[tegaki]そうとう怪しい・・・・[/tegaki]

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[tegaki]ドッサン・・・・・(*_*;[/tegaki]
案の定落ちました・・・・

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こんな感じになっていました。
下から見れば落ちるのは当たり前にしか見えませんが
上からの下りではよくわかりませんでした。

こんな時のためにスコップは持っています。
帰りは雪掘りしないと上がれそうにもないですね。

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533
鳴倉山の激下りを50メートルほど降りて来ました。
10分しか経過してませんね?

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トヤの頭です。
もちろんノントレースです。

重い新雪が30センチ位積もっています。

歩いたことのない冬の里山・・・・・
オッカナビックリです。
好奇心よりも先に怖さや不安感ほうが大きいです。

何が怖いかって・・・・
誰もいないところが一番怖いです。
たくさん人がいる有名な山ならちっとも怖くないでしょうが
こんなにたくさん雪が積もった里山にひとりぼっちという状況は
けっこう不安になるものです。

[tegaki]だったら、来なきゃいいじゃないですかっ!![/tegaki]
でも何故か来てしまう・・・・・

今更ですが・・・・
[tegaki]私はかなり怖がりだと気が付きました・・・・・(*_*;[/tegaki]
怖がりのほうが、慎重に行動するのでいいのかも知れません?

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意外にも快調です。

ここのところ・・・・
冬なのにクマの目撃情報があるとか。
北海道ではヒグマに襲われて亡くなった方がいましたし、
新潟上越でもツキノワグマが目撃されています。

昨年の秋は餌が極端に少なかったそうで
腹ペコすぎて冬ごもりが出来ていないらしいです。
腹ペコなどというレベルではないのでしょう。
何か口にしないと餓死してしまうのかも知れません。
この周辺もツキノワグマの宝庫なので・・・・
いるかも知れませんね???

[tegaki]アオっt~~~っ!!![/tegaki]
なんて呼んでいたら・・・・
[tegaki]えっ!!!![/tegaki]
[tegaki]クマさんかよ~~~っ!!(*_*;[/tegaki]
なんてことにならないように祈るしかありません。

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一つ目の小さなピーク 551から
杉の植林帯の左側を歩きます。

鳴倉山から見ていた感じでは狭そうな道でしたが
そこそこ幅があって歩きやすいです。

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雪庇は覆いかぶさるようにはなっていませんでしたので
危険はなさそうです。

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左手には権現堂

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2つ目の小ピーク 560。
地形図によるとこのすぐ右手には林道があります。
杉林の手入れに使われているのでしょう。
昨年6月に干溝集落から鳴倉山へなんちゃってトレランした林道ですね。
林道は斜面をトラバースするように鳴倉山へ伸びていますので
積雪期は雪崩れるので使えません。
雪があると全く違う景色になるものです。

一旦また少し下ります。

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529からトヤの頭の登りになります。

この先はいやな感じですね。
杉の木が尾根の近くまであります。
杉の植林帯は若い杉が雪に埋まっていたり、寝そべっていたりして
雪の下が大きな空洞になっていることがあるので、注意して進みます。

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あと、ひと登り。

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1時28分です。
ワクワクドキドキだったのですが
意外にも時間が経過していません。
鳴倉山から1時間はかからなそうです。

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モコモコ

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鳴倉山が遠くなりました。

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杉の植林帯を抜けると少し斜度が増し、新雪も深くなってきました。

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八海山が見えました。

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ここは急だな~・・・・
左からでも行けそうな感じもしますが???

おそらく最後に雪庇を乗り越えられなくかもしれないので正面突破で行きます!!

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激ラッセルに・・・・・(;´∀`)

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トヤの頭 671は左手のようです。

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1時52分
トヤの頭へ到着です。

ほぼ予定通りでした。
鳴倉山からの激急坂以外は危険なところはありませんでした。

けっこう広々とした山頂です。
トヤ山でもいいのではないでしょうか?

◯◯頭とは沢の源頭のことだそうです。

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完全に曇ってきてしまったので
空と同化してしまったハナコさん。

この先は駒の頭680~黒禿の頭772~大力山504へ周回できます。
いつの日かは辿ってみたいコースですが
かなりの距離がありますし、一人では怖いので行けません。

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右、笠倉山~駒ヶ岳

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縦走路

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鳴倉山から魚沼市街

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湯之谷

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あれっ???
トヤの頭はあそこのようです。

この場所よりもどう見ても低そうですが?
雪庇がとてもいやらしい感じです。
かなり怖いので行きません。

 

★地形図では前に見えているピークがトヤの頭ですが
こちら側が最高地点とのことらしいです。
やはりどう見てもこちらのほうが高いです。

このGPSでは標高がよくわかりません???

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このGPSは適当です??
標高は519メートル????

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この中途半端さはいったい・・・・・・
恐らく現在位置はあと20メートルくらいは東かと???

稜線の繋がりからして、やっぱりこの少し先がトヤの頭ですね。

[tegaki]まあいいや・・・・[/tegaki]

 

残雪期の山行で迷走しないようにと
買った廉価な台湾製の7インチタブレットでしたが、
GPSの精度が悪すぎで失敗だったな~??
大体の位置はわかるからいいのかな????

 

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2時7分
鳴倉山へ引き返します。

3時には着けるでしょうか?

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杉の木のモコモコ・・・・

このようなところは歩いてはいけません。
落ちますっ!!!

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唐松山も違った表情です。

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今日は歩いている時にずっと雪虫が足元にたくさんいました。
はかない一生ですので、スノーシューで踏んづけないように注意して歩きます。

これはセッケイカワゲラですか。
雪虫がたくさん出てきたということは、春がそこまで近づいている証でしょうか?

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[tegaki]えっっ~~~っ!!![/tegaki]
鳴倉山へ近づいてきましたが・・・・
なんと!
湯之谷側からの夏道(明神コース)をスタスタと登ってくる方が一人!

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私は黄色いアウターを着ているので目立つでしょうから
あちらの方も確認できたでしょう。

あっという間に山頂へ登って、少しの時間景色を眺めていたと思ったら
さっさと下って行ってしまいました。
地元の人だと思われますがかなりの健脚さんです。

それはいいけど・・・・
この登り返しどうしましょう~(;´∀`)

急だし! 雪が割れてるし・・・・
でもまだ2時32分ですね。
のんびり登っても3時前には着きます。

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登り返し

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落っこちたところは・・・
[tegaki]上がれない・・・・・・(*_*;[/tegaki]

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こんな時はスコップ登場です!!
魚沼の雪の里山では必需品です。

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チャチャッと割れ目を埋めて
階段をつくってと。
[tegaki]さすがは、魚沼人だっ!!![/tegaki]

家で雪掘りにスコップを使うことは殆どなくなりました。
スノーダンプばかりです。

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2時43分
鳴倉山へ戻ってきました。

案外早かったですね。

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先ほどの健脚さんはもうすいぶんと下までくだりました。
この夏道は距離が短い分、急登だとおもいますが??
雪庇やクラックとかはどうなんでしょうか??

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しばし休憩タイム。

ハナコさんはよく見えなくなってしまいました。
やはり、昨日のようにはならなかったです。
あんなドピーカンはとても珍しい日でした。

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3時になるので
下山します。

下山は1時間もかからないでしょう?

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日が傾いてきました。
まだまだ冬です。
はやくもっと日が長くなってほしい。

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急坂注意。

こういう中途半端な薄い湿雪はスノーシューはそれはそれは歩きにくいです。
カンジキかアルミワカンのほうが圧倒的にラクチンです。

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午前中に見たアオくんは・・・・
[tegaki]まだ同じ場所にいましたっ!!(^^)[/tegaki]

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[tegaki]アラッ・・・[/tegaki]
2頭になっています。
親子かなカップルかな????
交尾の季節は秋で5~6月に子供が生まれるそうですので、親子ですね。

[tegaki]達者に暮らすのだよ~~~。[/tegaki]

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左が鳴倉山
右がトヤの頭

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一本杉

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今日は一本杉まで登ってきた人がたくさんいたみたいです。
長靴ツボ足。 ちっちゃな足あと・・・・親子連れかな??
ここは眺望がいいですからね。

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雪だるま(^^)

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3時47分
無事下山しました。

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トラック
トヤの頭まで到達していない感が・・・・・(-_-;)

 

昨日のような抜けるような快晴にはなりませんでしたが
まずまずの天気に恵まれ、鳴倉山からトヤの頭(わずかに手前?)まで
歩くことができ、満足できた一日でした。

まだ、大寒を過ぎたばかり。
2月3月は平年並みとの天気予報ですが
昨年も一昨年も3月にドカ雪が降りました。

そもそも、初めは暖冬小雪の予報でしたので
また外れれば、少ないか?? 多いか???

まだ、しばらくは雪の季節が続きます。
少しは降ってもいいですけど・・・
たまには晴れの日もください。
お天道さま・・・・・・・

 

おしまい。

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“雪の魚沼の里山「鳴倉山からトヤの頭」へ~2~” への2件の返信

  1. こんにちは。
    すみませんでした。
    ちょっと、乗っ取りやスパム対策で新しいもの試していましたが
    似たようなものがダブってしまってコメントが出来なかったようです。

    珍しく、2日続けて好天になりましたので
    里山散歩を満喫してきました。
    雪が緩んだので斜面では底雪崩がいたるところで発生していますが
    雪の里山コースは尾根道を歩くので雪崩に巻き込まれる心配はありません。
    ただ、穴ぼこに落っこちることがありますので、山用のスコップは必ず持参しています。
    新しいコンデジは高倍率なので、うまくすれば野鳥の写真も撮れるかも知れません?
    小さな野鳥は動きが速いので無理かな~?

  2. こんにちは!
    先日コメントが出来ませんでした。
    従来の英文字数字に加えて今回のひらがながダブルになっていました。
    この事に気がつかれて英文字数字が無くなって可能になりました。
    ・・・
    低い雲が立ち込めて幻想的な画像ですね。
    気温の変化が激しく湿った雪や粉雪が交互に降ったりすると雪崩れて大変危険ですね。
    山の至る所にそんな箇所がみえます。
    気をつけて冬山楽しんで下さい。
    新しいデジカメが楽しみですね、動物、鳥の画像にも期待しています。

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