早春の日向倉山から未丈ヶ岳登山～1～
2015年4月12日（日）
日曜日は晴れの予報に変わりました！！！
今日もお山へGOGOです！！
昨年の今時期に初めて銀山平から初めて日向倉山 1431メートルへ登った時に
あまりにも素晴らしい大展望でした。
今回は日向倉山から魚沼の秀峰 未丈ヶ岳 1553メートルまで足を延ばしてみる予定です。
未丈ヶ岳は夏シーズンにも未だ登ったことがない魚沼の山です。
未なので未登頂・・・・・
いや、違った。
後で教えてもらいましたが
今年は未年。
「未」の漢字がつく山は「未丈ヶ岳」だけなのだそうです。
歳男？歳女？？ の魚沼の山ですね。
[tegaki]なんだか縁起がいいような気がしませんか？？[/tegaki]
[tegaki]こりゃ～、今年は登っておいたほうがいいでしょ！！(^^)[/tegaki]
ちなみに・・・
標柱2015メートルの山はないそうです。
4時半起床。
セキセイインコのピッコちゃんのエサをつくってあげたり。
まだ寝ている時間なので、また掛け物をかけて暗くして、
7時半になったら朝にしてあげてと家人へ頼んで家を出ます。
銀山平へは奥只見シルバーラインで行きますが
まだ夜間交通規制です。
夕方の6時から朝の6時は通行できません。
6時少し前にシルバーラインの入り口へ来ましたが
すでに20台ほどの車列ができていました。
私は駐車場でおにぎりを食べて、用を足してと。
6時半まえに銀山平の駐車スペースへつきましたが
みなさん銀山茶屋（休業しました）の駐車場へ車を止めているようです。
すでに満車でしたので、登山口近くの路肩へ駐車しました。
それにしてもスゴイ車の数です。
こんなに日向倉山や未丈ヶ岳へ登る人がいるのだろうか？？
近年、人気のお山の仲間入りのようです。
登山道のない残雪期限定で、あの素晴らしい大パノラマを目にしちゃうと
どうしてもまた登りたくなりますよねぇ～。
準備をしていると続々とみなさん歩き始めていきました。
私も準備をして
6時40分出発です！！
奥只見湖と北ノ又川には朝霧が真っ白に立ち込めています。
こういう日は快晴間違いなしでしょうか？？
登山口から少し歩いて、いきなり急な尾根に取り付きます。
ここから赤崩山（アカナデヤマと読むらしい） 1165メートルの東稜線までまっすぐな急登です。
ナデは燧ヶ岳のナデッ窪などと同じく雪崩がおこるということでしょう。
でも、雪崩れるほど急ではありません。
北斜面が雪崩れるのかな？？
少し上がると、青空が見えてきました。
急そうには見えませんが
けっこう急です。
振り返れば荒沢岳が
奥只見湖からの霧がスゴイです。
[tegaki]幻想的だっ！！！[/tegaki]
霧の上に顔を出した荒沢岳。
カッコイイね～。
今日は最高の山日和の予感です！！
荒沢岳の右には中ノ岳と越後駒ヶ岳
駒ヶ岳も今日は大賑わいだろう。
急なので足が止まって、振り返ってばかりです・・・・・・
登れども、登れども・・・・
傾斜は緩くはなりません。
取付きから登り一本です。
登り口の標高が760メートルくらいで
赤崩山の稜線が1160メートルくらいなので
登高400メートル。
普通に登れば1時間だな。
雪面はかなりカリカリですが、アイゼンなしで登っています。
滑り落ちるほど急登ではありません。
喘ぎながら登ること
30分以上経過・・・・・
まったく平らなところがないので我慢のしどころ。
だんだん先が見えてきたか。
景色は素晴らしい。
あと一息だ。
疲れたので、振り返る。
[tegaki]もう少し・・・・[/tegaki]
稜線の雪がとても多い。
未丈ヶ岳が頭を見せる
7時半
稜線まで登ってきました。
[tegaki]すでに、ゼェ～。ゼェ～です。[/tegaki]
休憩がてら、しばし大パノラマを堪能します。
翼を広げたような未丈ヶ岳。
今年は「未年」だしな！！
少し下って、おにぎり休憩タイム。
日向倉山はまだ遠い。
秋の名物「滝雲」になる時はもっとスゴイのだろうな～。
20分ほど休憩したので
日向倉山を目指します。
ここからはしばらく快適な稜線歩き。
んん～～～、すばらしい眺めだ。
振り返った景色がとにかく感激もの。
意外に遠い日向倉山
わが町、小出方面はまだ朝霧に包まれている。
昨日は右奥に見えている上権現堂山へ登った。
クマさんが先行してくれた(*_*;
今日は人がたくさんいる山なのでクマさんはいないかな？
いつの間にか、みんなに追い越された・・・・・
雪庇地帯へ入るが・・・・
なんか藪じゃないかっ！！！
雪庇が変な崩落をしたのかな？？
未丈ヶ岳
雪庇崩落箇所は左の斜面へ回りこむ。
まだアイゼンをつけていないので、滑って歩きづらくなってきた。
北側はけっこう深い谷なので、落ちると下まで行っちゃうな～。
だんだんと近づいてきた日向倉山
滑って歩きづらいのでようやくアイゼンを装着しました。
やっぱりアイゼンをつけて急坂を登ると
靴が右の踵にぶつかって痛い。
次回はなにか方法を考えよう。
恐らく、夏場の急登登山道などでは痛くならないような気もするが？？
日向倉山が近づくと
荒沢岳、中ノ岳、駒ヶ岳のスリーショットだ。
この景観はとにかく魚沼最強クラスのスケール感。
もう少しです。
[tegaki]この景色が病みつきになる！！(^^)[/tegaki]
燧ヶ岳は大きいな。
8時57分 日向倉山 標高1431メートル到着。
追い越していった皆さんは休憩中でした。
ひとしきり眺望を楽しみます。
まだ、はるか彼方の未丈ヶ岳です。
銀山平から日向倉山までよりも距離が長いです。
[tegaki]素晴らしいっ！！！[/tegaki]
休憩もほどほどに未丈ヶ岳へ向かいます。
地形図によると大きなピークを2つ越さなければいけないようです。
日向倉山が1431メートル。
未丈ヶ岳は1553メートル。
わずか120メートルしか違いがありませんが
距離が長く、アップダウンが多そうです。
下って来ました。
[tegaki]んっ？？？ 誰も来ないのかな？？？[/tegaki]
先行している人が数名見えます。
赤崩山下でおにぎりを食べている時に追い越していった
山スキー男女はどこかで見たことある人だったよな～？
あっという間にずいぶんと先へ進んでいます。
クラック多数。
ありゃりゃ～・・・
雪が切れています。
どこから行くのだろうか？？
西面から回りこんで進みます。
左下がりで左足が痛いったらもうたまりませんわ・・・・・
元気な人達に再び追い越されました・・・・・
みんな速いなぁ～。
今時期に未丈ヶ岳まで足を延ばすような人は健脚さんばかりだ。
ようやく雪のついた稜線へ
振り返る
こちらがわから眺める日向倉山は真っ白でキレイだ。
あの大きなピークは1371かな？
けっこうシンドそうだ。
今日はなんだか、すでにヘロヘロ状態で
ゆっくりとしか歩けない・・・・・・
まあ、お昼前には辿り着くでしょう？
こんなところもありました。
[tegaki]完全にバテバテです・・・・・(；´∀｀)[/tegaki]
足にきています。
緩登なのですが、足が前へでなくなりました？？？
何でだろう？？
シャリバテか？？
寝不足か？？？
昨日、上権現堂山へ行ったからか？？？
体調不良でもないのだけどな？？
1371Pかな？？
ようやくつきました。
みなさんここで小休止していました。
私もヘロヘロなのでここで休憩です。
展望は最高です。
歩いてきた道のり
ここから鞍部までの下降が本日の最大の難関のようです。
ネットで事前情報は得ていましたが
藪道の80メートルほどの急下降です。
藪は藪でも笹ヤブではありません。
藪こぎはとても体力を消耗するし、灌木藪なんて進んだこともほとんど経験なしです。
なんだか気が重くなってきました・・・・・・
未丈ヶ岳は試練がいっぱいの山なのだなぁ。
[tegaki]頑張れ・・・・オレっ！！！[/tegaki]
つづく・・・・・
