春の浅草岳登山
2018年3月31日(土)
第5土曜日はお休みです(^o^)
年に2~3回しかありませんけど・・・・
この3月は晴れの日が多く気温もずいぶんと高めです
先日は黄砂がやってきて、街が真っ白けになりました
車は火山灰が降ってきたように砂だらけです(-_-;)
小出の積雪もあっという間に50センチほどまで減りました
大雪とまでもいかなかった冬でしたが雪消は早くなりそうです
好天の予報がでている土曜日
大力山友の会のメンバーで
残雪の浅草岳へ登る計画をたてました
家を5時半前にでて
6時半前
浅草岳ムジナ沢登山口近くの
旧大自然館 除雪終点へ
先に4台の車がありますが
楽勝で路上駐車
もっとたくさんかと思いましたが
守門大岳 二分の駐車スペースに比べたらずいぶんと少ないですね
メンバーは
S太郎氏、魚沼通信氏、O嶋氏、ふるさと干溝氏の
5名です
今朝は少しだけ冷え込み氷点下3℃くらいでしょうか?
カリカリの雪で染み渡りです
急坂は滑って登りにくいだろうということで
軽アイゼンを装着して
6時40分すぎのスタートです
私は残雪期の浅草岳登山は初めてです
S太郎氏、O嶋氏はこの残雪期ルートをよく知っているのであとに続きます
実は朝から絶不調なのです・・・・
このところ熟眠ができず、昨夜はほとんど寝付けませんでした(-_-;)
体内時計が壊れたのか???
こんな調子で山頂まで行けるのやらというくらい
頭が重いし、目はショボショボだし・・・・・
大丈夫か!!!
大丈夫じゃない(-_-;)
のんびり行こう・・・・・
ヤヂマナ沢にそって歩きます
滝が見えてきました
ここはどうみても林道みたいですが・・・・
地形図には載っていない林道と思っていましたが
あとで地図を見るとちゃんと出ていました
地図をちゃんと見ましょう
スマホ地図ロイドには地形図をcacheしてあります
ログもとっているので、標高600メートルです!
って喋ります
温かい陽気でトレースは消えてうっすら
登山の人は少ないのかな??
林道終点あたり
雪崩デブリがありますがほぼ落ちきったようです
林道終点から本格的な登りになります
このコースには夏道はありません
軽アイゼンをつけて正解でした
硬い雪面にアイゼンが小気味よく食い込んでくれます
たくさんの踏み跡があるわけではないので
アイゼンがないと滑って登れませんでしたね
大きなブナの森を急斜面を登ります
地味にキツイ急斜面です
振り返れば守門岳
先行していたスキーヤーペアを追い越す
このお二方はゲレンデスキーをザックにくっつけて
スキー靴のまま登っています
これも有りでしょうが、重くてつらそうです(・_・;)
もうお一人、単独の男性も追い越してきました
いいお天気です
春霞もさほどなく、今日は遠望がききそうです
8時になったので
休憩タイム
前方に嘉平与ノポッチ 1485メートルのピークが見える
まだすいぶんと遠い
嘉平与ノポッチ ズームアップ
ポッチというのは
このあたりの方言???
こんもりと盛り上がったところのことを言うらしい
カッチというところもありますけど・・・・・
狢沢カッチなど
カッチというのはピークのことだったかな??
只見あたりの方言なのだろうか??
隣の守門岳ではこのような呼び名はない
因みに浅草岳という名は
文字通り「浅い草原」
大きな樹木がなく草原のような山容ということらしい
確かに豪雪地魚沼の山でも殊に雪が多い山域
麓の六十里越あたりでも例年5メートルくらいの積雪量になる
森林限界が極端に低く標高1200メートルくらいから上には大きな木は育たない
もうひとつ滝が見えた
左手に桜ゾネコースの広場(旧駐車場)
ムジナ沢コースの夏道はあちらの尾根です
皇太子殿下成婚記念の鐘
遠方には飯豊の山並み
春先としてはとても遠望がききます
なかなか近くならない嘉平与ノポッチ
嘉平与ノポッチ ズームアップ
標高1200メートルくらいまで登ってきました
右手には越後三山
こちらから眺めると
右からハ、コ、ナです
北岳(村杉沢カッチ)1472メートル
とても寒くて
なんにも景色が見えなかった(-_-;)
同じ3月でも晴れるとずいぶんと雰囲気が違う
地味な登りが続く
このあたりが我慢のしどころだろうか
守門岳
標高が上がってきた
右奥の山はえらく雪庇がデカイが!!
鬼が面山だ
帽子のツバのようになって雪がはりだしている
まさしく巨大雪庇
ほぼ垂直な東斜面にも雪がついているところが
豪雪地の山らしい
右奥に前岳 1568メートルが見えてきた
鬼が面山ズームアップ
ダイナミックだな~
梅雨時期に咲くヒメサユリは鬼が面山周辺に多い
もうすぐ嘉平与ノポッチ
残雪期に浅草岳へ登るのは初めて
雪があると雄大さが際立つ
あれは????
なんと!!
佐渡ヶ島が見えている(^o^)
金北山だろうか
標高が1000メートルを超えているので雪がある
嘉平与ノポッチの登りへ来た
積雪期は右側から巻いて行けるそうだが
すでに雪が割れて通過困難
ピークへ登る
1485メートル 嘉平与ポッチには三角点があるが
雪の下・・・
魚沼の名峰が目線の高さに
嘉平与ポッチの雪庇はだいぶ崩落した
前岳へ
鬼が面山の厳しい岩壁が眼下に
北岳へ周回する人もいるらしいが
怖そうだな(・_・;)
前岳から浅草岳山頂まで一投足
看板も見える
眼下に田子倉湖
いやはや、これ以上ないような
最高のお天気で\(^o^)/
360度の大パノラマが広がる
尾瀬 燧ヶ岳
日光 白根山
会津駒ヶ岳
会津朝日岳??
10時11分
浅草岳 標高1585メートル 登頂です\(^o^)/
まだ誰もいません???
いつの間にか一番手だったようです
3時間半ほどで登られました
絶不調なわりには頑張りました(^_^;)
気温が低めだったので
アイゼンサクサクであるきやすかったからでしょう
記念撮影
★O嶋氏 提供
まずは大パノラマ
右、荒沢岳
左、平ガ岳
右から
八海山、駒ヶ岳、中ノ岳
飯豊連峰
苗場山
戸隠連峰かな??
さらに西は後立山連峰かな??
今時期にこれほど遠望がきくのは珍しくラッキーです
守門岳
粟ヶ岳
飯豊連峰
二王子岳
★パノラマにしてみました
クリックすると拡大します
[tegaki]これはあります(*^^*)[/tegaki]
11時になったので下山します
続々とスキーヤーが登ってきます
スキーヤーとボーダーはムジナ沢めがけて
えらいスピードで滑っていきました
下山時はスボズボかと思いましたが
アイゼンのままでもたいして潜りませんでした
少し光ってきたハナコ山
破間川にニョキッと聳える岩は
立柄岩というらしい
地形図では604メートルもある
川からの高さ100メートル!!
1時9分
無事に下山しました
朝、カメラマンさんたちが写真を撮っていました
破間川ダムの雪流れ
昨年も来たのですがまったく気にもとめていなかった
湖面を覆い尽くす雪が割れて
流れ出すそうです
今年は融雪がはやく進んでいるので
もう湖面の雪は割れて雪も少なくなってしまいました(-_-;)
春の浅草岳登山
最高の春山日和に恵まれ
とても楽しい山行となりました
ご同行いただいた皆様、ありがとうございました
この冬の降雪は多めでしたが
3月に入ってからは暖かい日々が続いたので
魚沼の雪解けはとても早く進んでいるようです
浅草岳の麓もずいぶんと雪が少ない印象でした
奥只見や銀山平も今までにないくらいの積雪量だそうです
銀山平のお山も早く行かないと
藪になってしまいそうだなこりゃ(・_・;)
“春の浅草岳登山” に対して4件のコメントがあります。
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アサレンさん
こんにちは
浅草岳はヒメサユリの季節くらいしか登ったことがありませんでした
花の季節もいいですけど、
残雪期は好天ならば最高の景色ですね(^o^)
3月は異常な温かさで雪解けも異常なくらい早いです
残雪の山もすぐに新緑シーズンになりそうですね(^^)
このコース、昨年私も初めて歩きましたが、変化にとんで、中盤からは展望も開ける為
時間を忘れ、歩けるコースだと思いました。
更に山頂からは360の大展望!
三山や毛猛の神々しさ、鬼が面の岩肌の迫力、田子倉湖の清々しさ、早坂尾根の大平原。。
最高ですね。(^^)
信徳さん
おはようございます
残雪の浅草岳登山は初めてでした
最高の春山日和で最高でした(*^^*)
ヒメサユリは鬼が面山周辺に群生しています
山に登らなくても三条市の花になっていますので
植えたヒメサユリを見ることができますよ
関東は桜の季節が、もう終盤ですか~
小出はモクレンとコブシが咲きだしました
桜も早い木は少しだけひらいたところがあります
来週も暖かければ、満開を迎えるかも知れません(^o^)
今年の春は早いですね!!
あっという間に終わってしまいそうです(^_^;)
今晩は!
浅草岳頂上からの眺望は天候に恵まれてこれ以上無いようなものでした。
素晴らしい景色にウットリです。
急速に雪が融け出して麓ももうじき草花が出て来そうですね。
小出の白いカタクリ、守門(?)のヒメサユリを生きている間に写真に撮りたいと
思っています(笑)。
またカタクリ情報を是非お願い致します。
こちらはカタクリ、街中のサクラがおわり赤城千本桜が満開です。