絶景紅葉のはずだった「八海山登山」。~1~

2013年10月14日(体育の日)。

 

行楽の秋、スポーツの秋、味覚の秋・・・・
秋の3連休でした。
が・・・・・
土曜日は一日中雨降りだったので
家の蜘蛛の巣とりやら、掃除やら、洗車やら・・・・

日曜日はチャリンコ乗りでも行こうかと思ってましたが
午前中から小雨はなかなか止まず・・・・・
なので、午後から軽いジョグ・・・・

せっかくの3連休なのに、二日間はたいして何もしないまま
終わってしまったのであった・・・・
つまらないなぁ~。 :sad:
今年の連休は天気に恵まれない。
[tegaki]晴れ男は返上しますわ。[/tegaki]

 

しか~し
最終日の体育の日だけは、魚沼にも秋晴れマークがつきました。

紅葉のお山へGOGO!!
魚沼紅葉登山、第二弾は越後三山 八海山。
紅葉シーズンは我らが地元の名山、越後三山で決めるのだ。 :razz:

先週、巻機山へ登ったときは7合目付近はかなり紅葉が進んでいたので
そろそろであろう、越後三山の絶景紅葉スポット!
八海山 屏風道の岩壁紅葉を楽しみたいと思います。

2年前に秋の屏風道を登ったときは
紅葉の盛りを過ぎてから登ったので、わずかにタイミングを逃してしまった。
今回はバッチリと燃えるような彩りか! :mrgreen:

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今日はタケちゃんも。 :razz:

 

まだ真っ暗な4時40分に家を出て
屏風道登山口の芝原へ5時半前に到着しました。
ちょっと早すぎたかな~
と、思ったものの・・・・・

[tegaki]なんとっ!!!!![/tegaki]
[tegaki]満車に近い・・・・・・[/tegaki]
屏風道も人気のメジャーコースとなったのか???

★駐車場スペース20台くらい(無料)
トイレなし。

 

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おにぎりを一つ食べて準備。
まだまだ、続々と車がやってくるではないですか!
駐車場をはみ出して路肩駐車まで。
どうしたことでしょうか。

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明るくなるのを待って
5時47分スタートです。

今朝はかなり冷え込んでいます。
魚沼小出の最低気温は7.0℃だったそうだ。
道中は、霧が立ち込めていたので
絶好の山日和になりそう。

たぶん、日中は暖かくなるだろうが
5時半は寒いのでけっこう厚着です・・・・・

屏風道 登山口標高450メートル(2合目)から
千本檜小屋 1658(9合目)まで、八海山登山の最短コースです。
(ロープウェイコースを除く)
八海山の紅葉はここが一番素晴らしいと思います。

1合目は八海山神社里宮(城内口)です。
八海山スキー場へ登るペンション街坂道の左に大きな杉並木があるところです。

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最初に屏風沢を渡ります。
水量はさほどでもないので、飛び石で問題なし。

なんだか、紅葉しているような???
していないような?????
中央に三角に見えているところが屏風岩らしいです。

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20分ほど杉林の中を緩やかにのぼって
大岩の下に狐を祀る、3合目の稲荷大明神へ。

 

お参り・・・
本物のお揚げのお供えがあります。

 

 

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この青い実は何でしたっけ????

★サワフタギ?

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いくつかの涸れ沢を渡り・・・・
少し水の流れる沢へ来ました。

なんだか・・・・
見上げてもまったく紅葉していないのでは?

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清滝。

2年前はここから眺めても紅葉いているのがわかったのだが・・・・・

青空もないし・・・・・・

[tegaki]ドドッドドッ。ドカドカっ・・・・[/tegaki]
なにやら、地響きのような音が左側から時々聞こえてくるが?
なんの音だ?
動物の音ではないようだが・・・・
[tegaki]クマじゃないよな~?[/tegaki] :shock:

怖いので、ストックを打ち鳴らしてみたり。

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4合目。
看板壊れました・・・・・

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50分ほど展望のきかない道を歩いて
ここから屏風道名物の鎖場がスタートです。
8合目上まで息もつかせぬ鎖&急登なので、のんびり行きましょうね。

その前に少し休憩&一服タイム。

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昨日の雨に朝露に
少し岩が濡れていて滑りやすいです。

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ナナカマドの実は真っ赤ですが
葉っぱは、まったくの緑色・・・・・

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このへんも紅葉が始まっていていいのですが・・・・・
先日の台風の影響で10月なのに魚沼は気温が30℃以上になった日が3日くらい続きました。
そのせいでしょうか?まったく紅葉が始まっていない。
これは・・・・・
期待してきたのだが、早すぎたか?

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10日の巻機山遭難の捜索でしょうか?
今日もヘリコプターが巻機山方向へ飛んでいきました。

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5合目。

エネルギー補給のおにぎりタイム&休憩。

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[tegaki]ん~~~~・・・・・・・[/tegaki]
緑色・・・・・

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大勢登ってきました。
屏風道でこんなに大勢の人と出会うのは初めてです。
みなさん、絶景紅葉を楽しみに来たのでしょうが・・・・・

おかしいなぁ~。
ってちょっと残念そうに話をしています。

このグループの方たちは、お見受けするに
年配のようですが、とってもパワフル。
屏風道を登る人は健脚さん揃いです。

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急登なので
どんどんと高度を上げていきます。

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まさかの
屏風道、鎖場渋滞になるかも。
[tegaki]ま 坂・・・・[/tegaki]

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みどり・・・・・

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赤や黄色が散りばめられ巨大な岩壁が
それはそれは素晴らしくなっているはずだったのですが・・・・・

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登っても登っても
みどり・・・・・・

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少しだけ、赤とオレンジ。

やはりまだ朝晩の冷え込みがなかったのでしょうか?
10月半ばでこのようでは、今年は相当に紅葉が遅れていますね。

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ナナカマドの葉っぱも
みどり・・・・・・

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鎖は続く。

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ん~~~っ
やっぱりダメだ。
あてが完全に外れた。
なんという中途半端さだ。

 

巻機山は7合目付近が紅葉していたので
ここも紅葉していていいのですが・・・・・
同じ西面なので、そんなに条件は違わないとおもったのですけどね。

八海山は温かいのでしょうか???

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青空も広がって
好天となってきました。

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先行者が落石を起こすので注意です。

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屏風道は西面なので
朝は日がさしません。

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よくよく見れば巻機山も赤くない。

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岩壁に朝日が当たって。

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少しだけ赤い・・・・・

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ちょっと長い鎖場。

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まだ、余裕の感じ。

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この感じでは
紅葉最盛期まであと一週間はかかりそう。

例年なら、初冠雪の便りも聞かれるころなのだが。

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7合目。

おや・・・・
摩利支天様、こんなところにおいででしたか。
前は行方不明になっていましたが。

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のぞきの松で
鐘をつく。

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以前はここに鎮座していました。
だれか、動かしたの?
[tegaki]歩いたの・・・・・[/tegaki] :wink:

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八ツ峰も見えるようになりました。

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灌木が生い茂り
枯れた松は見えなくなりました。

下は断崖絶壁です。
オーバーハングしているので、あまり前に出ると危険です。

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細い滝と紅葉というとってつけたような抜群のロケーションが
感動的にきれいなはずだったのですが・・・・・

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逆光なのでよく見えませんが
八ツ峰周辺もあまり紅葉しているようには見えません。

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横へつり。

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残雪期はとても急な雪渓になっているところは
巨大なゴロゴロ岩の枯れ沢。
ペンキマークの先に登山道は続いています。

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岩峰にへばりつくような木々が少しだけ紅葉しています。

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大きな木の葉っぱは吹き飛んでなくなってしまっています。

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ほぼ垂直に近い、とても急な鎖場が一箇所。

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1500メートルくらいになったのですが・・・・
わずかに赤い色が見えるだけです。

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[tegaki]残念無念・・・・・トホホですわ・・・・[/tegaki]

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初秋の屏風道となってしまいました。

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8合目。

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9合目
千本檜小屋の避雷針が見えてきました。

左の丸い大岩を回りこむと稜線です。

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赤いような?????

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この岩を左から登れば急だった鎖場も終わりです。

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もう少しです。
ここから千本檜小屋へは普通の登山道。

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天気はまさにあっぱれな秋晴れ。

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8時55分。
9合目 千本檜小屋へ到着。

何回登っても屏風道はキツイですね~。 :oops:

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南魚沼市方面。
稲刈りを終えたきつね色の田園が広がっています。

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北には雄大な越後駒ヶ岳。

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ロープウェイコースの薬師岳。
土日祝日はロープウェイの始発が8時なので
まだ登ってくる人はいません。
現在は昨日小屋泊の人と屏風道を登ってきた人が数名だけです。

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日本海が見えているような感じですが?
左に見えているのは弥彦山でしょうか?

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守門岳

 

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20分ほど大休止したので、
八ツ峰へ向かいます。

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まずは一番手前の地蔵岳へ。

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早くもロープウェイコースから登ってきた人が薬師岳に見えます。
1時間半かからないで登ってきたので早い人ですね~。

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屏風道を登っている人も小さく見えます。

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八ツ峰は
鎖を伝ってそそり立つ岩峰の登下降を繰り返すとてもスリリングなコース。

地蔵岳、不動岳、七曜岳、白河岳、釈迦岳、摩利支岳、剣ヶ峰、大日岳1720メートル(10合目)の順番です。

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不動岳。
ここまでは、比較的安全です。

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そそり立つ岩峰群。
標高はそれほど高くはないですが
この特異に連なる岩峰は八海山の醍醐味です。

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日が高くなってきたので
少しだけ紅葉のような・・・・・

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この秋晴れと紅葉だったら
とても素晴らしい景色なのでしたが・・・・・
こんあこともあるさ。
屏風道の絶景紅葉はあと一週間以上は先になりそうです。
もしかしたら・・・・
初冠雪と紅葉!
八海山では珍しい三段紅葉が見られるかも知れませんね?

 

八ツ峰縦走はこれからが核心。
落ち着いて楽しみながら、進みましょう。

 

 

つづく・・・・・・

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