小出(魚沼)の自然が壊されていく~3~
しつこいですけど、
まだ、目を疑うような光景を目の当たりにしたのでした。
それは、29日の午後からあんまり天気がいいので
大掃除をほっぽらかして、ジョギングにいった帰り道。
場所は新柳生橋に来たときでした。
「ひどい! なんということをするのだ!」
と怒りがこみあげてきました。 :haha:
「両岸とも、木が倒されている!」
ここは護岸工事とは関係ない場所でしょう?
「あっちも、こっちも」
いったいどうしたことなんだ!
川の向こう側では
なにやら川を穿り返している。
間伐や間引きとは違うんじゃないか
ムゴイ!
もう、言葉がでてこない!
“小出(魚沼)の自然が壊されていく~3~” に対して2件のコメントがあります。
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植物学者でもあった昭和天皇は「雑草と言う名前の植物は無い!」と仰いました。
本当にその通りだと思います。
実は今年、小出の山の公園の桜(花見)の名所。
もう老木の桜なのですが
誰も知らないうちに、枝打ちしてあったんですよ。
丸裸にされて、桜は咲きませんでした。
それに怒った多くの住民から抗議の電話が役所へ殺到!
役所側が住民へ謝罪するという事件がありました。
なぜ、枝打ちしたかというと、なんとかという
病気にかかったので、枝打ちしたそうなのですが
花見に出かけた人々は桜の哀れな姿に
びっくりしたのでした。
事前に役所サイドからお知らせを
市報などで周知させておけば問題にはならなかったのですが
役所はなんとも鈍感な人々の集まりだな~。
と、呆れてしまいました。
では、今回の魚野川周辺の名も知らないような樹木の伐採は?
桜なら住民は怒りだしますが、
雑木林だと、ほとんどの人は無関心です。
動植物の生態系は神業的な連鎖で成り立っています。
春になって野鳥が元気にさえずり回るなにげない光景も
ヤマメが海へ下って、サクラマスとしてはるばると遡上してきたり
鮭が遡上してきたりする、感動的な秋も
魚野川という川と周囲の里山の自然環境が
絶妙に作用しあってできあがっているものなのです。
人間が真似事をしても、とうてい不可能です。
開発と称して、自然は簡単に壊すことができます。
しかし、再生するには気の遠くなるような年月がかかります。
なんとか、多くの人にわかってもらいたいと思っています。
全く、隣町の事とは言え腹が立っちゃいます。
なんだか「ついでに切っちゃえ!」みたいな出来事ですね。
目障りだから切ったのでしょうかねー。
この木々も恐らく、上流から種が流れて来てここに自然と生えたのだと思います。
世の中には、管理され人が手を加えた 自然 しか、美しいものだと思わない人が居るんですかね。
雑草も雑木?も同じ植物に変わりないのに・・・。
ちゃんと生きているのに・・・。
人間のエゴで切り倒されてしまうのは悲しい事です。
植物学者でもあった昭和天皇は「雑草と言う名前の植物は無い!」と仰いました。
それぞれにちゃんと与えられた名前が有り、生きる権利も与えられているはずなのに。
清々しい気持ちで新しい年を迎えたかったですね。
どうか良いお年を。
とんば