春を探しに大力山~黒禿の頭へ(途中撤退)
2014年3月23日(日)
この3月は日曜日に晴れてくれませんね~。
平日は時々好天になるのですが・・・・
そろそろ、いい頃合いになってきたので
少し高いお山へ登ってみたいな~などと考えてもいるのですが
快晴ピーカンにならないことには、つまらないので行きません。
土曜日の夕方に窓の外を眺めていると
ツバメの第一陣が飛来しました。
寒そうです。
でも、きっとこれから暖かくなるのでしょうか。
野生の本能はわかっているのではないかな?
日曜日の朝は雨が降っていました。
天気予報では、日中は曇りのようですので
そろそろマンサクが開花したであろう
早春の里山散歩へ出かけてみました。
久しぶりに大力山です。
行けたら黒禿の頭まで足をのばしてみましょうか。
雨が止むのを待っていたので
9時半をすぎてしまいました。
いつもの駐車スペースには車が4台ほどありました。
長靴ツボ足にスノーシューの跡があります。
アルミワカンはザックにつけて、私もツボ足で登り始めます。
また少し雨がパラツイてきました。
サルノコシカケかな?
少しだけ日がさしてきました。
だいぶ雪が落ちましたね。
マンサクが少し咲いています。
雪国魚沼に遅い春を告げる花です。
長靴の女性お二人はもう下山していきました。
あちこちに咲きだしていますね。
登山を始める数年前までは
マンサクの花などはまったく知りませんでした。
お山へ行くようになってからは
季節の移ろいを実感できるようになったことも楽しみの一つになりました。
年をとったせいもあるのかな?
10時23分
山頂東屋へ到着。
誰もいません?
ハナコさんは雲の中。
今ひとつ天気がはっきりしません・・・
また少し雨がパラパラと・・・・・
一休みしてから
アルミワカンを装着して
黒禿の頭方面へ足をのばしてみます。
最高地点から黒禿の頭方面
ツボ足とスノーシューの跡がありましたが
黒禿の頭へは誰も行っていないようで、ノントレースです。
先行者は周回コースへ行った模様。
10時45分
湿った重い新雪が積もっています。
降雪後に雨がふったのでしょう?
とても重くて歩きにくいです。
振り返る。
アチラコチラの斜面は底雪崩。
細尾根の雪も落ちたので
なにやらおっかない道になりました。
尾根もあちこちで穴だらけです。
ハマらないように、ストックで確認しながら歩きます。
雪庇が落ちたので
とても怖い細尾根です。
あそこまで行けるかな???
こんな不安定な状態です。
今日は気温も高いので、ドッサリ落ちるかもしれないので
抜き足差し足忍び足・・・・・
冬場のほうが明らかに歩きやすかった。
わずかの下りも尾根は割れています。
こんな危なっかしい状態ではとても
黒禿の頭までは無理ですね。
黒禿の頭の手前にはとても細い尾根があります。
盛大に雪崩れています。
あそこも割れていそうだな~?
灌木はたくましいものです。
冬の間、大量の雪に押しつぶされ、へし折れそうなくらい曲げられ、じっと耐えていました。
春になって雪が落ちればまた元気にスックと立ち上がり緑の葉を茂らせます。
11時27分
とりあえずお昼までにはあそこのピークまで行けるかな?
670Pだったでしょうか。
右下がりの尾根・・・・・・
とても歩きづらいです。
ここもスゴイ底雪崩。
デカイ雪庇です。
まだ3メートルはあります。
この急斜面を登ればもうすぐ。
と、思ったら・・・・・
ズッポリと落ちそうになりました。
急斜面は穴だらけです。
ここはけっこう深いです。
背丈くらいもあります。
下の方に灌木が寝そべっているのが見えます。
少し右へ移動しましたが
こちらも穴だらけ。
今日はなぜかスコップを持ってきませんでした。
スコップで穴を塞ぎながらなら行けるでしょうか?
今日はここまでで撤退です。
君子危うきに近寄らずです。
ちょうどお昼になりましたので
ここらで、かんぱぁ~~~いっ!!!
少しだけ青空がでてきたので
ポカポカで気持ちいいです。
陽光に春の気配を感じながら、ひとときを楽しみます。
黒禿の頭方面へは誰も来ませんでした。
12時40分下山開始。
ハナコさんは雲の中で見えないのは残念。
この稜線は越後三山を間近に眺められる絶景コースなのです。
あと数日すると全部落ちそうです。
さらに細くなって歩けない?
いやはや、ヒヤヒヤです。
分岐までもどって一安心。
黒禿の頭はやっぱり遠いなぁ。
あんまり天気が良くないのでこのまま大力山コースから降りようかとも思いましたが
1時半すぎなので、周回コースから下ります。
長靴ツボ足にスノーシューの跡が何人かあります。
今日はダメですね。
これはっ!!!!!
ちょっと細すぎではないか!
平均台・・・・・・
人はよくこんな細いところをよく歩けるなぁ。
一気に飛び越えるか・・・・・
両手を広げてゆっくり綱渡りか・・・・・
一気にジャンプするように渡りましたが・・・・・
滑って転びました・・・・・・
足を乗せる幅がないのですから・・・・
危ない危ない・・・・・
湯谷城址の方へも足跡がありますが・・・・・
この暖かさでは、ちょっと危険ではないでしょうか?
素直に一般的な周回コースから下りましょう。
土砂の採取場へ降りるので、あんまり好きじゃないのです。
タムシバ
ずいぶんとこげ茶の山肌が多くなりました。
春になるのですね。
おや???
スノーシューの足跡は杉林の中へ?
ここから行くとどか違うところへ出るのかな?
結局、ここへ出ました。
杉林を遠回りの一周しただけ・・・・・
ふきのとう。
春の彼岸も明けます。
今週からの平日は晴れマークが並んでいます。
気温も一気に上昇するそうで
雪解けも進み、春本番となりそうです。
花の季節ももうそこまで。
おしまい。
“春を探しに大力山~黒禿の頭へ(途中撤退)” に対して6件のコメントがあります。
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suikaさん
お早うございます。
下権現堂山登頂おめでとうございます。\(^o^)/
ブログを拝見しましたので
コメントを入れました。
これからどんどんとお山がきれいになるので
ソワソワですね~。
すみません。
コメントスパム対策のために
このブログは2週間以前の記事へのコメントをクローズしています。
どうもどうもsuikaです。
ついに、下権現堂山に行ってきました。ゲレンデ登りがきつかったです(>_<)
尾根は雪崩れていましたが、馬場さんのアドバイス通り、夏道に沿って、左にも右にもよらず、安全な所を歩きました。 見たほどではなく安全でした。
いいお山ですね。山頂からの眺めも最高でした。
雪が解けたらまた行きたいと思います。
(下権現の記事にコメントを書こうと思ったのですが、表示できなかったのでこちらに投稿させていただきました)
信徳さん
私も子供の頃は学校のグラウンドの雪掘りをさせられたものです。
最近は子どもたちに雪掘りはさせないで業者任せのようですが。
この冬は平年よりも少し雪が少なかったでしょうか。
でも、とても寒い冬だったような気がします。
マンサクが咲くと続いてイワカガミ、ショウジョウバカマ、イワウチワ・・・・
そしてなんといってもカタクリの大群生・・・
野山は一気に彩られます。
春はやはり気持ちがワクワクいいですね~。(^^)
suikaさん
奇遇でしたね。
お逢いはしていませんけど。
なんだかんだと、休みの日にはお山にいかないと
気が済まないような病気になってしまったようです。
私も普段はパソコンに向かいっぱなしの仕事なので
どうしても体を動かしたくなります。
私は黄色いアウターを着ていますので
すぐに分かるかと思います。
でも、もう暖かくなってきたので
晴れれば半袖になるかも?
しかし、週末はいつも天気に恵まれないですね。
たまにはピーカンのお山をたっぷり楽しみたいものです。
これからは新緑と残雪とお花の季節。
一番いい季節になりますね。
3月上旬卒業式の頃、校庭の雪を掘って土を見る事の喜びが印象に残っています。最近は時期外れの降雪が見られますね。魚沼の雪は今年は例年になく小雪だったと聞いています。山の木々も生き生きして春を感じているようです。マンサクが咲きボウズバナ(ショウジョウバカマ)がもうじき見られますね。
このところ連続投稿のsuikaです。
おー、昨日私も大力山に登りました。
下山される2人連れの女性の方には、さるの腰掛のあたりで遭遇。
途中見晴のいい地点から、ちょうど東屋のあたりを歩く単独者を見ましたが、たぶんその方が馬場さんだったのではないかと思います。
マンサクが咲いていましたね。それに、あの古木の大木に、あんな大きなサルノコシカケが生えていたとは、昨日初めて発見しました。今まで気が付かなかったです(>_<)
東屋の先までちょっと行ってから、ゆっくり同じ道を降りてきました。
今回はオトウが町内の総会で行けず、1人でゆっくり雪山歩きを楽しみました。雪が重くて汗ダクダク。 膝にきました・・・。
最近は残業続きなのですが、それでも休みの日に山に行くと、体も心も浄化される気分になります。 早く週末になるといいですね!