2014年4月12日（土）
第二土曜はお休みです。
とっても、久々に週末が好天の予報となりました。
3月の日曜日はほとんど天気が悪かったので
曇り空や雨降りの里山散歩しかできませんでした。
さあいよいよ残雪期魚沼の本場の山登りへ。
每年のことですが
最初は百名山の巻機山です。
井戸尾根往復なら危険なところもないことと、
小出から眺めると、見事なまでに真っ白になる優美な姿。
女性的なたおやかな山頂スカイラインが白銀である様は
なんど訪れても素晴らしいものです。
機織姫物語もという伝説あります。
今時期は山スキーの人がとても多いので
リフトのない巻機山スキー場となっています。
5時に自宅をでて
6時前に国道291脇の路肩へ到着しました。
まだ当分の間は桜坂駐車場までは除雪していません。
すでに5～6台の車があります。
数名の先行者がいるようです。
おにぎりをひとつ食べて
6時2分出発っ！！
今朝はそれほど寒くはないですが
ほぼ染み渡りでツボ足でも埋まりません。
天狗岩が見えてきました。
朝は曇っていましたが、少し青空も見えてきました。
30分弱で桜坂の駐車場へ到着。
こんな立派な看板前からあったっけ？
黒岩峰に朝日があたってきれいです。
適当なところから尾根に上がります。
魚沼の山には白樺はあまりないのですが
ここには何本かありますね。
さてとそろそろ井戸の壁の急登です。
カリカリで滑って登りづらいので
アイゼンを装着。
いつものごとく急だぁ・・・・・
30分も我慢すれば急登は終わります。
まもなく5合目。
朝日が眩しい。
突然、ドスン・・・・
落ちた・・・・・
雪の中に埋まっていた灌木が
春の気配を感じて、起き上がろうとしています。
7時33分
5合目 焼松到着。
しばし休憩。
晴れてきましたね！
前巻機まで見えています。
今日は「てんきとくらす」の山予報によると
風が強いらしいのだが
今のところほとんど風もなく丁度いい。
谷川方面はまだ雲がとれない。
寒くないので霧氷もまったくついていません。
テカテカ、パリパリ・・・・
高度が上がるに連れ、谷川山系の山並みがたんだんと見えてきました。
6合目
天狗岩を望む。
割引岳もきれいに見えています。
8時24分
もうすこしで
7合目。
ここからは風が強くなるのかと思いましたが
なぜかほぼ無風・・・・・・・
ここからが巻機山独特の優美な景観を楽しみながらの登高です。
気持ちも高揚します。
雪が少ないです。
夏道が出ていそう？
久しぶりのピーカン山日和の予感に
気分爽快！
いや～～～っ！！！
春のお山はこうでなくっちゃね～！！
お守り・・・・・・
では、8合目へ向けて
檜穴の段の急登へ。
私を追い越していったボーダーさん
速い速い・・・・・
アイゼン、ザクザク・・・・・・
キックステップだけで登っている人もいるが？？？？
スキー靴か？？？
普通の登山靴では硬くて蹴っても刺さらない。
20分くらい頑張れば急登は終わる・・・・
ぜぇ～ぜぇ～～・・・
ハァ～、ハァ～・・・・
また、右の斜面が雪崩れている。
もうすこしで
前巻機。
９時２５分
前巻機山 9合目到着。
目前に本峰がどっしりとした姿をあらわす。
いつもながらこの瞬間がたまらない。
巻機山の山容の美しさは何回来てもすばらしい。
ため息が出ますね。
特に真っ白な雪をまとった姿が一番好きです。
機織り姫伝説の女神とは巻機山そのものではないですかね？
谷川山系も雲がとれて
見渡すかぎりの絶景が広がっています。
苗場山
平標山、仙ノ倉山
万太郎山～茂倉岳～一ノ倉岳～谷川岳
パノラマしてみました。
★クリックすると拡大します。
巻機山本峰
谷川山系～苗場山
★クリックすると拡大します。
鞍部へ下る。
ここらへんが巻機山避難小屋かな？
まだ、小屋の屋根すら見えません。
あとひと上りで御機屋へ。
竜王ノ池の池塘もまだまだ雪の下。
雪が薄くなるとドボンと落ちるかな？
割引岳（われめきだけ）は見事に割れている。
雪が引っ張らられて割れるから
割引岳だったりして？
ちなみに山頂でバーゲンはしていません。(；一_一)
つまらん・・・・・・
青い空・・・・
真っ白な山・・・・
１０時５分
御機屋到着。
越後三山の豪快な山並みが目に飛び込んでくる。
登りだしから４時間もかかったが、気持ちが良いのでどうでもいいや。
風も殆ど無い。
本当に最高である！
巻機連峰の最高地点 標高1,967mはあそこ。
さっきまで風がなかったが、
だんだんと強い風が通り抜けていく。
１０時１４分
最高地点 標高1,967m到着。
山頂は風が強いので雪がありません。
ひとしきり大パノラマを満喫。
少し霞んでいるけど
今日は谷川岳までよく見えます。
この春はまだ平標山へは行っていないな～。
万太郎山は尖っている。
巻機連峰最高地点からの眺望をパノラマにしてみました。
★クリックすると拡大します。
さてと、まだ時間も早いので
雲が出ないうちにハナコさんを眺めに
牛ヶ岳へ行ってみます。
つづく・・・・
