花の山「平標山~仙ノ倉山~エビス大黒ノ頭」登山へ~2~
2014年6月1日(日)
花の百名山「平標山~仙ノ倉山」登山の続きです。
平標山から仙ノ倉山へ続く美しい稜線には
お花はまだほとんど咲いていませんでした。
仙ノ倉山へ向かいます。
まだ時間も早いし
風が強いのでけっこう涼しいです。
9時19分
仙ノ倉山 2026メートル到着です。
しばしパノラマを満喫。
見事に晴れ渡り、昨日とは打って変わって
遠くの山まで見渡すことができます。
平標山、苗場山
万太郎山~谷川岳~茂倉岳
燧ヶ岳もよく見えます。
日本海方面・・・・
また、空が不吉なライン。
真っ二つに一直線になっている??
遥か西方面に見えている峰々は????
雪の多さからして白馬連峰じゃないかな?
戸隠も妙高もあんなに雪は無い。
浅間山
八ヶ岳連峰・・・・・
写真ではよくわからないけど南アルプスも薄っすらと????
仙ノ倉山から
パノラマにしてみました。
★クリックすると大きくなります。
仙ノ倉山から
パノラマにしてみました。
★クリックすると大きくなります。
さて・・・・・
エビス大黒ノ頭は・・・・・・
250メートルくらい下降するんだけど・・・・
ええっ~~~~っ!!!
なんか、ずいぶん低い山じゃない・・・・・
いや、1900メートルくらい。
高い低いはどうでもいいけど
カッコイイ山容でしょ!
お目出度い名前なのでなんかご利益があるかもしらんしさ。(^^)
タケちゃんはあんまり行きたくなさそうだけど
せっかくなのでエビス大黒ノ頭まで行こうよ!
まだ10時前だしさ・・・・
1時間もかからないから。
なぜか、仙ノ倉山までだといつも物足りない感じがするので
ついつい足が伸びてしまいます。
ということで
急降下中・・・・・
エビス大黒ノ頭 避難小屋 1784メートル。
南面の岩肌が荒々しいピラミッド型
高度が少しだけ下がっただけなのに
ミネザクラ咲いています。
シラネアオイも。
昨年もこのあたりに咲いていましたね。
仙ノ倉山から少しだけ下っただけなのに
こっちは昨年も意外といろいろ咲いていたんですよ。
日当たりがいいからですかね?
ミツバオウレン
ほらほら、ハクサンイチゲも咲いています。
やっぱりね!
正解でした。
谷川連峰主稜線の縦走者が何名もやって来ました。
避難小屋泊だそうで。
楽しそうでいいなぁ~。
ハクサンイチゲはチラホラ咲いています。
岩場にはコメバツガザクラが少しだけ。
とっても小さくて可愛らしい花です。
あそこは山頂ではありません。
人がいますね。
少しだけですが
花たちに出会えて嬉しいです。
花の最盛期になると平標山はこのハクサンイチゲで真っ白な大地になります。
例年は6月中旬ころだそうですが、
今年はもう少し早いかな??
これは????
葉っぱの色が違いますね。
ひとつピークを超えるとエビス大黒ノ頭の山頂が見えます。
仙ノ倉山
10時33分
エビス大黒ノ頭 1888メートル到着です。
仙ノ倉山から45分くらいで来れました。
見た目ほど大変ではありません。
万太郎山、谷川岳
いつかは歩いてみたい谷川連峰主稜線です。
每年同じことを言ってますね・・・・・
日帰りだと交通機関の問題がねぇ~・・・・・
土合に車を止めて
谷川岳に登って・・・・・
主稜線を万太郎山へ。
吾作新道で土樽駅へ・・・・
なんていうコースもとれるのだけどなぁ。
電車の時間を気にしながらの山登りもなんだか忙しい感じでいやだなぁ~。
途中で何が起こるかわからんしな!
群馬県のお山
赤城山??
巻機連峰
まだ、富士山はかろうじて見えています。
まだ10時半すぎですが
では、おまちかねの
かんぱぁ~~~いっ!!!
眺望を楽しみながら
またぁ~~~りタイム。
こんなにいい天気だと気持ちがいい。
これがあるから、お山は病みつきになってしまうのですね~。
自分の足で一歩一歩登ってきた人だけが味わえる不思議な山のチカラ・・・・・
11時40分になるので下山します。
山頂では誰にも会いませんでした。
こんな谷の岩壁にもハクサンイチゲげ咲いていたっけな~。
ほんのすこしだけ、お花を愛でたのでよかったです。
仙ノ倉山への登り返し。
のんびり行きましょう。
エビス大黒ノ頭を振り返る。
あとで平標山で縦走グループの人から聞いてわかったのだが
タケちゃんの後ろから登ってくる人は
途中の斜面で休んでいたのだけど・・・
主稜線を単独縦走してた人だった。
私たちがエビス大黒ノ頭の頭へ登っている手前でスライドしたので
1時間以上休んでいたことになるみたいだが・・・・
かなりバテちゃたのだろうな~。
大丈夫であっただろうか?
いくら体力に自身があっても
体調不良でどうなるかわからいのもお山なんです。
気持ちが悪いからといって、自分の足で歩けなくなることは遭難なのです。
無理な計画は慎まないといけませんね。
アンタらが・・・・一番気をつけろっ!!!(-_-;)
もう少し
とっても小さなタテヤマリンドウ
登り返し終了。
山頂はもう少し先。
12時半
仙ノ倉山へ戻ってきました。
10名ほどのかたがランチタイムです。
やはり今日は少ないですね。
谷川岳をもう一度見納め。
タケちゃん来た・・・・・
お花の咲いていない道・・・・・・
やはり、今日は雲が真っ二つだ!
地震雲などでなければいいが?
平標山へ
行きは見つけなかったですが
一株だけハクサンコザクラ。
1時26分
平標山
松手山コースから下山します。
チラホラとです。
一ノ肩付近もハクサンイチゲの大群落になるのですが・・・
葉っぱが少しだけ・・・・
木の階段を下り、
だんだんと高度が下がってきたら
アズマシャクナゲが咲いている。
キレイですね。
アズマシャクナゲはすぐに花びらが傷んでしまうので
キレイなときはほんのわずかしかありません。
標高が下がったし、風もなくなったので
かなり暑苦しくなってきました。
モコモコ
ここはたくさん咲いていました。
バックに微妙に苗場山も見えています。
オオカメノキ
ミネザクラの道
松手山 1614メートルで一休み。
しかし、暑いです。
雪がなくなるとかなり違うものです。
1600メートルあるのになんでこんなに暑い?
下界はまたしても真夏日なのでしょうね。
平標山を振り返る。
あとはドンドコ下るだけですが、
暑い、暑い・・・・・・
鉄塔通過・・・・
ハルゼミの大合唱が賑やかです。
タケちゃんを置いてけぼりで、駆け下ってきてしまいました。
まあ、そのうち来るでしょう。
2時59分
無事に駐車場へつきました。
しかし、下界は暑いね~。
花の百名山「平標~仙ノ倉山」。
お花畑にはまだ気が早すぎて残念でしたが
厳しい雪の世界から、初夏へ。
少しだけ大地が彩りの季節を迎え、躍動感にみちた自然に出会うことができました。
何よりも、久しぶりのピーカンなお天気は
清々しい季節の訪れを感じさせてくれた楽しい山行となりました。
何度訪れても美しい平標~仙ノ倉山です。
さて、いよいよ可憐な高山植物が咲き競う
夏山シーズンの到来です。
お次は何処へ・・・・・・(^^)v
おしまい。
“花の山「平標山~仙ノ倉山~エビス大黒ノ頭」登山へ~2~” に対して2件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。
お早うございます。
雨に降られて大変でしたね。
お疲れ様でした。
まだ、それほど咲いていませんでしたか~。
下界が暑いわりに山の上は涼しいのでしょうか?
梅雨の晴れ間があるといいですね。
自分も本日平標~仙ノ倉山に行って来ました。
やはり花は、まだ先でしたね。
午後は雨の洗礼を受けてしまいました。
梅雨なので覚悟していましたが、やはり嫌ですよ。