苗場山へ避暑&お花見
2016年6月12日(日)
昨日は魚沼の里山登山道の整備に行きました
日曜日もなんとか晴れマークが見えます
昨日の小出の気温は31℃越え(;´∀`)
今日も31℃越えの予報です
まだ6月です
こんなに暑くてはたまらないので、
はやくも涼し気なお山へ避暑に行きましょう
浅草岳のヒメサユリが気になってしました
ガッツリロングな平ヶ岳とも思いましたが
魚沼の涼しいお山といえば・・・・・
やはりこの山です
「苗場山」
登山口になっている和田小屋はすでに5合目
標高は1380メートルありますので
ぜったいに涼しいに決まってます(^o^)
0合目から登ったら・・・・
それはそれは難儀な山でしょうが
今日は昨日登山道の整備をご一緒した「魚沼通信」氏と「ふるさと干溝」S氏と3名での
苗場山登山です。
いつもは8月の猛暑日のころ避暑にいくことが多いのですが
6月に登るのは初めてです
今年は雪解けが早いので、お花も咲いていることでしょう?
朝5時半に待ち合わせ
関越道を走り湯沢まで
苗場山祓川登山口の看板に従い
林道を通って和田小屋の下の町営駐車場まで上がります
しかし、国道17号線から苗場山祓川コースへ向かう林道は大島橋の先から工事中で通行止め
迂回路ルートを通らねばなりませんでした
看板が小さすぎて車を降りて確認しないと非常にわかりにくかったです
[tegaki]私の車にはカーナビなんてついてませんので(;´∀`)[/tegaki]
かぐらスキー場みつまたロープウェイ乗り場の駐車場から林道へ入るように誘導してました
んっ・・・・
ロープウェイ駐車場でなにやらゲートが????
ゲートの係員から
「登山ですか」
「山菜採り」ですかとの質問???
「登山ですが・・・」
「登山届はここで出されますか?」
「いや、上で出します」
どうやらタケノコ採りの最盛期で
山菜採りの人からは入山料を徴収しているとのこと
そんなもんですかね??
地権者とか収益の管理がどうなっているのかはよくわかりません
魚沼の里山にも根曲がり竹なんてたくさんあるけど・・・
あまり面倒なことはいいませんけどね?
いや、「山菜採り禁止っ!!」という看板があるところもたくさんありますが(;´∀`)
細い林道を登って6時半ころ駐車場へ到着しました
駐車場にはすでに満車に近く30台くらいは止まっています
やはり人気のある苗場山ですね
私は朝食をまだ食べていなかったので
おにぎりを2つ頬張り、用をたしてと(水洗トイレ有り 100円チップ制)・・・・
6時50分STARTです(^o^)
今日はのんびりいきましょう!!
林道を20分トボトボ歩きます
その横を、上まで登っていく車が数台通り抜けます???
和田小屋宿泊者は上まで上がってもOKなのですが
なんだかなぁ~ですね(-_-;)
これから登山をする者が
わずか20分くらい歩けんもんですか
どこにでもいますが残念な人たちです(-_-;)
和田小屋 苗場山5合目登山口
[tegaki]あっ! クマさんの看板がなくなった(-_-;)[/tegaki]
秋田のクマ騒動など事故が発生しているので外したのでしょうか??
7時12分 登山開始です
5合目から登れるので涼しい苗場山ですが
初夏は花の山としても有名です
今年はじめての目にしたサンカヨウ
終わりかけ・・・・・
濡れるとガラス細工のように見える美しい花です
今年は異常少雪とポカポカ陽気でとても花の開花が早まっているようですね
エンレイソウ
マイズルソウはとてもたくさん咲いていました
高山植物真っ盛りです
山頂高原台地の地塘と花々に期待がふくらみます
花の最盛期に私は苗場山へ登ったことがありません
いつも、小出の酷暑から逃げるために
避暑にくることが多かったです
ゴロゴロ石の登山道も昨日の暑さで比較的乾いていします
濡れているととても滑るのでよかった
それとまだトンボがいませんので
ブト(ブヨ)がたくさんいます
防虫対策を忘れずになさってください
私はハッカ水を持参していますが
2箇所ほどやられました(;´∀`)
ツマトリソウの群落がありました
とてもたくさん咲いていたのですが
残念ながらピンボケ(;´∀`)
小さなゴゼンタチバナ
ミツバオウレン
8時5分
登山道脇に咲く花々を愛でつつ
小一時間ほどで下の芝へ到着
一息入れます
下の芝にはイワショウブ
葉っぱが傷んでいますが
チングルマも
こんな石碑がありました
ムラサキヤシオ
とても濃いピンク色のコイワカガミ
8時47分
ちょっと登れば中ノ芝
休憩にはうってつけのウッドデッキがあります
ここはスルー
ワタスゲがいい感じ
生きた植物図鑑こと「ふるさと干溝」氏です
野山の植物、昆虫、蝶などとても詳しい方です
とても小さなタテヤマリンドウも咲いています
ここまでくると谷川山系など群馬、魚沼など山々の展望が開けてきます
とても涼しい風が吹き抜けていきます
やっぱり、涼しい苗場山です(^o^)
ベニサラサドウダン
すぐに上の芝へ
今日は一眼レフカメラです
ノーマルズームですので鳥は写せず(;´∀`)
冬のころからこのSONYの廉価一眼レフカメラの調子が悪くなりました
登山に持って行く時は前日に必ずバッテリー充電するのですが
充電してバッテリーを装着すると・・・・
なぜか??? 日付設定からしなければならなくなりました
それに、時々オートフォーカスがうんともすんとも動かなくなることがあります
早くも壊れた????
もちろんカメラを買うお金はありません
SONY α37という機種ですが
2013年3月に購入でした
まだ3年・・・・
もう3年なのでしょうか??
その前に使っていたこれまた廉価のSONYの一眼レフカメラも3年もしないうちに壊れました
最近のデジタル機器は寿命が短すぎやしませんかね??
カメラを買うお金はもちろんありません(;´∀`)
股スリ岩を超える
何年か前に上部は木の階段になったので
ずいぶんと楽に乗り越えられるようになりました
何かご利益がありそうな名前のような気もしますが
よくわかりません
9時半
8合目の神楽ヶ峰へ
少し休憩
遮るものがなくなったのでとても冷たい風が通り抜けていきます
やや薄雲がでてきました
ジリジリとお日様に炙られないのでとても涼しい
神楽ヶ峰からほんの少し進むと
ようやく苗場山の大きな本峰が姿を現す
ここから眺めると平らな山頂台地はよくわからない
鞍部へ下る途中にある雷清水を一杯
冷たくて旨いが、チョロチョロとしか出ていない
どっしりとした本峰が近づいてきた
鞍部はお花畑になっているのだが・・・・
なにやら彩りが見えないし、人が立ち止まってもいない
いやな予感
お花畑へ降りてきました
カラマツソウがたくさん
シラネアオイはもう終わりに近いですが
数株はなんとか咲いていました
ツバメオモト
ウラジオヨウラク
巨大化したウラジオヨウラク??
ハクサンチドリが一株
お花畑はシャクナゲは終わり、シラネアオイも終わりかけ・・・
期待とは裏腹に花の数はとても少なかったのは残念
真夏のほうが多いような気もします
さて、これから山頂高原台地へ向けての急登が始まります
一休みして呼吸を整えてから登りにかかります
今日はとてもゆっくりのペースです
登りのペースは呼吸が乱れるほどではオーバーペース
会話が普通にできるくらいのペースがいいそうです
登るスピードとしてはかなりゆっくりですが
縦走を想定して、そういう歩き方を練習するようにしています
休憩時間を短くして、ゆったりペースで歩いたほうが
確実に早くにつきます
今まではぜぇ~ぜぇ~とハイペースで登って、途中でたくさん休憩してというような
登り方は必ず後々疲労してしまうか、途中でバテてしまうそうです
苗場山に咲いている黄色いスミレは
ナエバキスミレ
え~とっ・・・・・
なんとか桜
これは???
ハクサンフウロにしては小さいし
色が白い
これもスゴく小さいお花????
バイカオウレン????
花の模様がハクサンフウロだよな~????
神楽ヶ峰を振り返る
雲尾坂 9合目
これもまたすごい濃いピンクのコイワカガミ
崩落箇所は前よりも広がったような気がする
アカモノ
なんとかイチゴ
急坂登ること35分ほど
10時35分
山頂高原台地へ飛び出した(^o^)
今までの登山道からアンバランスな異空間への不思議さが
この山の醍醐味だ
4キロ四方にもおよぶと言われる高原台地が広がる
まさに天空の楽園だ
[tegaki]苗場山のニコニコ地塘(^o^)[/tegaki]
しかし、ワタスゲが・・・・(-_-;)
地塘とワタスゲの風景を期待していたのだが、
ワタスゲが小さく綿が広がっていない
まだこれから伸びるのか??
はたまたこれで終わってしまうのか???
毎年8月の暑いさなかに避暑に登っていた苗場山ですが
8月になってもワタスゲはたくさん咲いていましたので
まだまだこれからなのかもしれませんね?
しかしチングルマが見当たらない(*_*;
どうも様子がおかしいな????
とりあえず山頂へ
10時43分
苗場山 山頂 標高2145メートル登頂です\(^o^)/
山頂らしからぬ山頂ではありますが一応記念撮影のシャッターを押してもらう・・・・
ではでは
[tegaki]かんぱぁ~いっ!!!(^o^)[/tegaki]
山頂はとても涼しいです
いや、じっとしているとやや寒いくらいだ
しばらくウッドデッキに腰を下ろして昼食タイムによもやま話が弾みます(^o^)
一番大きなウッドデッキで休憩しているのですが・・・
意外にも空いています???
駐車場にはあれほどたくさんの車が止まっていたのに
皆さん何処へ????
いつも苗場山では山頂湿原散策へ歩きます
あのシラビソの向こうの地塘地帯が気になるので
私だけ失礼して空身で小走りして行ってみます(^o^)
シラビソの林を過ぎると地塘はまだ雪で埋まっていました(*_*;
ワタスゲはまだなんだな?
夏のこの地塘周辺ではチングルマの綿毛がおびただしい数見られたので
群落になっているかと思いきや・・・・
ポツリポツリとしか咲いていません
ワタスゲもポツリポツリ
可愛らしいヒメシャクナゲがたくさん見られました
わずか5ミリほどのとても小さい花です
木道の脇には少し綿が伸びてきたワタスゲも
チングルマは今年はこれで終わりのようです
やはり先日の寒気で霜にやられたのでしょうか??
タテヤマリンドウもとっても小さくてかわいらしい
高層湿原の散策終わり!
30分で戻りますと言ってきたので
走って帰ります
ここの木道散策をする人はほんとうに少なく
一人としか出合いませんでした(*_*;
シラビソ
30分以内で戻ってきました
ぜぇ~ぜぇ~(;´∀`)
シラビソ林の手前までは新しい木道になっていました
大変お待たせしました
12時になるので下山体制に入ります
雲が出てきましたが、雨はふらないようです
苗場山の下山はピーカンだとだんだんと暑くなってくるのですが
これくらい涼しいと楽かもしれませんね?
[tegaki]また来るね~(^o^)[/tegaki]
なぜかここの木道で思いっきり転んで頭から湿原に突っ込む(-_-;)
帰りもゆったりペースでお花を愛でながらです
神楽ヶ峰より
ワタスゲは中ノ芝あたりが一番きれいだった
2時51分
無事下山してきました(^o^)
ご同行いただいたみなさまお疲れ様でした
いつもは標高をさげるにしたがってジリジリと暑くなる苗場山でしたが
今日は和田小屋でもさほど暑くはありませんでした
湯沢はさほど気温が上がらなかったのかな???
車を走らせ・・・
小出へ戻ると・・・・
外はもあ~~ん(;´∀`)
快晴ではないにもかかわらず、やはり小出は31℃を超えていました
日曜日はまだ梅雨入りしていない新潟県でしたが
翌月曜日6月13日に北陸地方は梅雨入りしました
これからの晴れ間は貴重になります
晴れ間逃せない登山季節になります
おしまい・・・・・
“苗場山へ避暑&お花見” に対して6件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。
アサレンさん
こんばんは
真夏でも苗場山は涼しいです
平ヶ岳ですか~
魚沼で一番美しい山と言われていますよ
なんといっても、登山道、山頂からは下界の街並み人工物などはいっさい見えません!
私も今年は登りたいと思っています
遠い山と言われていますがアサレンさんでしたら
3~4時間で登られると思います(*^^*)
苗場山。。登った事がありません。(^^ゞ
避暑に良い山のようですね。
花も沢山咲いていますし、山頂の湿原も美しいですね。
夏、タイミングが会えばですが、平ヶ岳を狙ってます。
はるりんさん
おはようございます
苗場山はいつも真夏に涼みに登りますが
花の季節に登ったことがありませんでした
あまり花が咲いていなくてちょっと残念
小赤沢コースは登ったことがないです
祓川コースよりも短距離らしいですよ?
祓川コース上の芝から小松原湿原というところへも行ってみたいです
苗場山良いなぁ〜( ^ω^ )
しかし、祓川コース飽きちゃったので(2回しか登ってませんが)小赤沢コースを狙っているのですが、遠くてなかなか踏ん切りがつきません( ^ω^ )
県外の方からしたら贅沢な悩みかも知れませんが( ´Д`)y━・~~
タイミングが合えば行きたいデス(=゚ω゚)ノ
でんさん
こんにちは
花の名前を教えていただいてありがとうございます
ミヤマカタバミというのですね
アカモノは葉っぱの形がまったく違いました
なかなか覚えられませんね~(;´∀`)
花をちょっと・・・
ハクサンフウロのような花はミヤマカタバミです。
アカモノとあるのはツガザクラですけどコケモモとともに似てますね。
赤いイチゴの花はベニバナヘビイチゴだと思います。
余計なおせっかいでした(^^;)