北アルプス表銀座縦走「大天井岳から槍ヶ岳」~3日目槍ヶ岳登頂~

2016年7月29日(金)~31日(日)

北アルプス表銀座縦走の槍ヶ岳登山の続きです・・・

DSC05959

現在時刻5時40分

天に突き刺す穂先
その圧倒的な存在感を誇示し黒黒としたシルエットにしだいに変化していく
均整のとれた三角錐は漆黒につつまれ
幻想的な姿をしていた

 

DSC05963

3日目

昨夜は久しぶりに小屋でお布団で寝た(*^^*)
やはり布団は気持ちのいいものだ

が・・・・
はやる気持ちからか12時半に目が醒めた
昨日もはやくに寝たので、これでもそこそこの睡眠時間は確保できている
もぞもぞとヘッデンを探してトイレに行って、気になって外へ出てみる
思っていたほど寒くはない
外気温は8℃くらいだろうか?

見上げれば満天の星空が光り輝いている\(^o^)/
流れるようび天の川もよく見えている
こんな星空を見たのは何年ぶりだろうか

黒い槍ヶ岳がうっすら見えるので
また寝床へもどり一眼レフをたがえて外へ出た

大げさかもしれないが人生においてこの場所でこの光景はそうそう拝めるものではない
槍ヶ岳と星空をカメラに収めてみようかと考えたわけだ
特段、写真にする必要など無いのかもしれぬが・・・

DSC05965

はて、星空・・・・
マニュアル撮影でバルブ撮影はどうするのだっけ???

そんな撮影はしないので操作がわからん
真っ暗でオートフォーカスなんてもちろん効かない
とりあえずマニュアル設定、ピントは無限大でいいのだったか??

三脚もないので
ちょうどよさそうな岩の上にカメラを置いての撮影なのだが
肉眼では見えている穂先の位置がカメラのレンズをどこへ向けたらいいのやらよくわからん
カメラもずいぶんと傾いている

DSC05967

バルブ撮影は時計でレンズ開放時間をはからないとならないので面倒くさい
一番遅い30秒露出まであったのでそうしてみた

ISO感度もあったな
6400くらいでよかったか??
あまり上げ過ぎるとまたノイズだらけになるので
しばらく試行錯誤

感度を低めにすれば綺麗になるのだろうが
露出時間が大幅に伸びる・・・・

DSC05968

デジタルカメラは星の撮影など真っ暗な写真はシャッターが閉じてから
ノイズリダクションをかけるので・・・
一枚撮影するのにえらく時間がかかる

どうせうまく撮れないのでこれでいいやと諦める

 

星空も綺麗だが
今朝は絶好のご来光登山ができそうだ
昨日はやさしくは出迎えてくれなかった槍ヶ岳だったが
今日はどうやら機嫌がいいらしい??
縦走最終日になってようやく好条件が整った

 

部屋へもどって
快晴であることを伝える

 

DSC05970

3時半くらいに
皆でヒュッテを出発

早くも穂先の途中にヘッデンの灯りが動いている

4時3分
30分ほどで槍の肩 標高3084mまで上がってきた
覆いかぶさるように屹立する穂先までは100m弱の岩登り
見上げればすでに多くの人が登っている
ハイシーズンの槍ヶ岳ご来光は大渋滞するそうだが
昨日はさほど人が登っていなかったのかそれほどの人数ではなさそうだ
昨日雨の中を登らずに、今朝に望みをかけたのは正解だった

今から登れば現在の日の出時刻は4時40分くらいだったと思うのでちょうどいいかも知れない
満天の星空だったがすでに雲がでてきてしまったのはやや残念

DSC05975

では登ります\(^o^)/

DSC05976

岩場にとりつきます
足場もホールドもしっかりしているので
思ったほど難しくはありません

左に見えているのが小槍かな

★小槍は此方側からは見えません(;´∀`)

DSC05977

いやはややはり渋滞か??
前の3人組のかた・・・・
初心者らしき女性が一人いるので
長いこと止まってしまいます
後ろが支えてますので、道を譲ってくれればいいのですが・・・・

無我夢中でそれどころではないのでしょうね?
時間はたっぷりあるのでゆっくり登りましょう(*^^*)

DSC05978

穂先登りはご丁寧にボルトも打ち込んであるので
難しいことはありませんでした
ただ、人口落石をやられると危険なのでヘルメットはかぶっています

やっぱり八海山八ツ峰のほうがずっとおっかないな(*_*;

DSC05980

だいぶ明るくなってきました

DSC05981

ラストのハシゴ2段

DSC05982

テレビで見ことのある最後のハシゴはちと長いが
垂直ではないので慌てないで登れば問題ない

DSC05984

4時36分
槍の穂先登頂\(^o^)/
すでに山頂は30名近い人でごった返している

登りに時間を要したが
幸いまだ日の出時刻にはなっていない

DSC05985

三角点タッチ(^o^)

DSC05986

富士山見えています

DSC05987

ご来光を待つ人達

まだまだ空いているほうなのでしょうね
今朝はラッキーでした

DSC05988

雲があるようなので
ご来光は日の出時刻を過ぎそうです

DSC05991

穂高連峰方面

人がたくさんいて、なかなか思うように写真が撮れないな~

DSC05992

穂先から槍山荘を見下ろすと
高度感はこれくらい

足を踏み外せばあの世行きですな

 

 

DSC05995

近くの人にお願いして記念撮影

DSC05998

DSC05999

常念岳

DSC06001

4時44分
日の出時刻ころだと思うのだけど
駄目なのかなこりゃ?

★この日の松本の日の出時刻は4時49分でした(-_-;)

DSC06002

笠ヶ岳?

DSC06003

裏銀座縦走コースの方の山々?
山の名前がまったくわかりません

DSC06005

アーベントロートの穂高連峰方面
[tegaki]これは美しい(^o^)[/tegaki]

槍ヶ岳から穂高へも縦走できるのであったな
あの大キレット(飛騨泣き)を通って・・・・・

DSC06006

雲海

DSC06007

どれもこれもが初体験
ここは憧れの槍の穂先

この時間にこの場所に立っているということは感無量だ
山泊の最高の魅力だろう
病み付きになるのが容易に理解できる

DSC06010

山頂が混み合ってきたので
ご来光を待たずして降りてきてしまいました(-_-;)

DSC06011

DSC06014

槍ヶ岳山荘の端っこまで行って
日の出を眺めました(^o^)

DSC06022

槍ヶ岳と朝日

DSC06025

私は最高の光景に浸りながら
もっとのんびりしていたかったのですけど
みなさん槍ヶ岳は何度か来たことがあるので
さっさと帰ります(-_-;)

DSC06026

[tegaki]ありがとう槍ヶ岳\(^o^)/[/tegaki]

DSC06029

穂先も朝日があたってきました

DSC06032

何度も何度も振り返る・・・・

DSC06033

絵画のような光景

DSC06035

高山は朝晩しか澄み渡った景色にならない

DSC06036

あらためて眺めると
こちらはさほど尖っていないな~

IMG_3402

軽い朝食を済ませ
ザックのパッキングを整え

 

6時半
お世話になった殺生ヒュッテのご主人にお礼をして下山体制に入ります

下山は平和コースの槍沢コースで上高地へ向かいます
急坂はないそうですが長いです・・・・
上高地まで22キロあります

IMG_3404

名残惜しいですね~
今度はいつこれるでしょうか?

IMG_3407

アオノツガザクラ

IMG_3408

播隆窟

槍ヶ岳初登攀、開山をなしとげた念仏行者
播隆が利用した岩窟だそうです

IMG_3411

もうガスが出てきました

IMG_3414

IMG_3416

縦走最終日は快晴ですね

もう槍ヶ岳は見えません

IMG_3417

岩の上の滝見台から
滝の名前はわかりません(;´∀`)

IMG_3418

沢で水を補給
しゃっこくて旨い(^o^)

IMG_3419

トレランで駆け上がっていく外国人も

IMG_3421

大曲だったでしょうか?

すれ違うグループには
韓国人グループがとても多いです
韓国には高い山がないので日本の有名山岳へ来るのでしょうか?

少し休憩していると
韓国人グループの一人が地図を見せてくれないかと???
えっ??
地図持ってないのかい???
山と高原の地図をだして見せてあげると
どうやらコースタイムが知りたかったようです
そのグループは槍沢コースをとらないで大曲から水俣乗越へ登って行きました(*_*;
Good Luck!!
若い人はタフだな~!

IMG_3422

昨日登った東鎌尾根がよく見えます

大きくUの字に見えているところが大窓でしょうか?

IMG_3423

下から見ると確かにアップダウンがきつそうですな

IMG_3424

8時41分
ババ平 キャンプ場

かつて槍沢ロッジがあったところだそうです
雪崩で押しつぶされ今はここより上高地よりにあります
石積みの土台だけが残っていますね

IMG_3425

双眼鏡が置いてありますね~

IMG_3426

双眼鏡をのぞくと槍の穂先がよく見えました
この写真はコンデジズームですが
双眼鏡からは山頂に立っている人まで鮮明に確認できました

IMG_3427

9時4分
槍沢ロッジ

IMG_3428

梓川の流れが透き通っています

梓川は信濃川水系の源流域・・・・・
千曲川、信濃川となって日本海へ注ぐ我が国最長の河川

しかし千曲川の源流は甲武信岳とのことを初めて知ったのだが・・・

IMG_3430

IMG_3431

高度が下がってきたのでずいぶんと暑くなってきた

IMG_3432

二ノ沢

IMG_3433

IMG_3434

一の沢

IMG_3436

IMG_3437

10時33分
横尾山荘

 

IMG_3438

一息入れる(;´∀`)

横尾山荘がちょうど半分の距離だ
あとの11キロはほとんど林道歩き

IMG_3439

穂高はかくれて見えないなかな?

IMG_3440

 

案内看板
★クリックすると拡大します

IMG_3441

足の裏が痛くなってきた
あと11キロもあるので、ゆっくりジョギングにしてみる(;´∀`)
林道歩きは退屈だし疲れる
ザックが重いので早足程度でしかないが・・・・

しばらくすると・・・
後ろから小気味いいストックの音が追いかけてくる???
えらく速く歩く人がいるものんだな~
などと思って振り返ると・・・
なんとビックリ仰天(*_*;

O氏が猛烈なスピードで歩いてくるではないですか!!
しかも追い越されましたて(;´∀`)
[tegaki]何というスピードなんでしょ[/tegaki]
アンタが気分だけは走っているつもりなだけですな

 

IMG_3442

穂高連峰かな??
もうだいぶ雲もに覆われてきてしまった

IMG_3443

振り返る・・・
もうなんだかよくわからなくなりました

IMG_3444

おサルさん(^o^)

IMG_3445

明神岳?

IMG_3446

12時44分
明神館

O氏も待っていてくれましたので
皆で上高地へ向けて歩きます
ラスト約1時間弱の林道歩きです

ここからは完全に観光地
行き交う人もハイキングスタイルに普段着
チラホラ登山者の姿も

しかし・・・
韓国人多いですね

IMG_3449

13時26分
上高地かっぱ橋から
残念ながら穂高連峰はまったく見えず

何年ぶりでしょうかね
昔カミさんと観光で何回か来ましたね(^o^)

[tegaki]懐かしの野沢菜おやき食べたかったな~[/tegaki]

かっぱ橋から写真を撮ったりしていたら・・・
みなさんの姿が見当たりません(;´∀`)
とりあえずお土産だけは買わないと・・・・

タクシーに相乗りするといっていたのですが
タクシー乗り場にもいないし・・・・
しばらくうろうろと探しますがいませんね~
とにかく人が多いので動きまわるとさらに見つけにくくなるかと思い
ベンチに腰掛けて待つことしばし・・・・
O氏が発見してくれました(^o^)

kamikochi_Finish02

下山した上高地での記念撮影
O氏提供

こうして無事に北アルプス表銀座縦走 槍ヶ岳登山を終えることができました
ご同行頂いた皆様には大変お世話になり感謝しております
ありがとうございましたm(_ _)m

初めての山泊・・・
それもテント泊&小屋泊(雨のため) 2泊3日という北アルプス縦走
雨に降られたりもしましたが、山の天気が激変するということも
よくわかりました

何はともあれ、あこがれのトンガリ山「槍ヶ岳」の穂先へ立て
それもご来光という至福の時を過ごせたことは
たいへん思い出深い山行となりました

テントはまだ買えないけど、今回のために縦走装備をそろえたので
今度は魚沼の山を避難小屋泊で縦走してみたいな~(^o^)
裏三山・・・・と呼んではいけないとS氏に怒られました
越後 魚沼四岳と呼ぶのだそうです
越後三山縦走もできるかな~
あそこはまだまだ敷居が高いな

金もないけど、休みもないのが困りもの・・・・

 

おしまい・・・・

 

 


Twitterボタン
ツイッターやってます!

“北アルプス表銀座縦走「大天井岳から槍ヶ岳」~3日目槍ヶ岳登頂~” への6件の返信

  1. アサレンさん
    お早うございます
    ありがとうがさいました

    雨に悩まされもしましたが
    念願の槍ヶ岳の穂先へ立つことができて感無量です(^o^)

    舞い上がっていたせいもあるのかもしれませんが
    穂先の登山路はさほど難しくはありませんでしたよ
    最後の少し長めのハシゴも頑丈なもので、垂直ではありませんでした

    私もまた日帰り登山になりますが
    のんびりと魚沼の山を楽しみたいです
    三山縦走はワンデーでは無理じゃないですか(汗
    アサレンさんは速いからできるかも知れませんね
    私の中では最も敷居の高いルートです(・_・;)

  2. 北アの縦走お疲れ様でした。
    とても魅力的なコースですね。
    しかし槍が八海山より怖くないのは、少し驚きました。
    グレトラで見た梯子など怖そうですが。。
    でも山頂からの山小屋を望むと、写真でも高度感がありますね。。(>_<)
    私はまだまだ日帰りで頑張ります。
    泊まり登山が出来るまで、体力を維持していきたいと思います。
    ってか、それまで三山か四岳縦走してみたいです。(夢)

  3. 魚沼の民さん
    おはようございます
    今回は大変お世話になり感謝しております

    3日間よく歩いたな~という感じです
    少々、燃え尽きた感もありますが(;´∀`)
    写真はこれでもずいぶんと少ないですよ
    写真を撮っていると、みなさんかなり先まで進んでいて
    追いつくのがやっとこでした
    のんびり写真を撮っている場合ではなかったです(*_*;

    最高の条件で槍の穂先へ立てた喜びは
    何事にも変えられないものがありました
    やはり人気の山ですね

    また山泊するときは誘ってください(*^^*)

  4. でんさん
    おはようございます
    はじめの槍ヶ岳、本当は2日目に登る予定でしたが
    最終日のご来光アタックにかけて運が良かったです(^o^)

    みなさん若い時からかなりハードな登山をしていた
    大ベテランの方ばかりなので
    速い速い(;´∀`)
    のんびり写真なんて撮っていると、すっかり姿が見えなくいなってしまいます
    私があと10年たってからあのように登れるのかと思うと
    大した体力に敬服します

    重い荷物を担いでの縦走の歩き方が少しだけ理解できた感じもしました
    避難小屋泊でもいいので、山で泊まるのはやはりいいですね(^o^)

  5. 相変わらず写真の多さに驚き!
    先頭を歩いていた小生はペース守るのに精いっぱい
    カメラはほとんど封印でした。
    久しぶりの槍への登頂でしたが
    やはり遠くから見る方が良いなと思った。
    またテン泊やりましょう

  6. 大作の記事を書くのもお疲れ様でした。
    槍にアタックする日だけ晴れて、
    まさに槍ヶ岳のための3日間に感じました。
    mbabaさん以外、年齢は皆さん上の方でも
    mbabaさんも含めて足は達者な方ばかりですね。
    感慨深さにのんびり慕っている間もなく歩き続ける・・・
    やっぱりそうなんですね、私なんか休んでいる時間が多すぎです(^^;)
    味を占めたので再びとんがりのてっぺんに行くんじゃないでしょうか(笑)

コメントは受け付けていません。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。