雪の大力山スノーシュー散歩～途中撤退～

2013年12月15日（日）。

朝から雪の日曜日となりました。
3日ばかり降り続いた雪は里にも少し積もりました。
昨日は雪掘り用具の手入れやら
初めて表の雪かきもしましたからね。

小出の積雪は30センチちょっとくらいでしょうか。
12月の中旬としては例年よりだいぶ多いと思います。
しかし、自分のブログの過去の記事を見たら
2009年から2012年までは每年12月に屋根の雪下ろしをしているのですね～。
4年連続してです。
まったく温暖化なんてしていない証拠ですね。

寒い冬になるという長期予報もでていますが
今年もそんなことにならないことを祈るばかりです。

雪が止みそうにないので
堀之内体育会へ行ってグルグルでもしようかと思いましたが
やはりグルグルはつまらないですね。
わざわざ堀之内まで行くのも面倒くさい。

ここのところ里山へ行っていないので
この冬初めてのスノーシュー散歩へ行くことにしました。

やってきたのは大力山です。
さすがにこんな雪っぷりには誰もいませんね。
每年のようにやることが同じなのですが・・・・・

登山口で40センチくらいは積雪があるので
山頂は1メートル近い積雪でしょうか。
スノーシュー散歩などというレベルではなさそうです。

雪雲レーダーでは小降りになるかと思っていましたが
ますます雪は激しく降ってきました。

家でまごまごとしていたので
着いたのが1時半になってしまいました。

薄っすらと、昨日のトレースが見えますが
ほとんど新雪に埋もれています。

1時間半くらいのラッセルで山頂まで行けるかな？？？？
ひとりじゃ無理じゃないですかね・・・

午前中からのんびりラッセルなら行けそうですけど。

スノーシュー！

冬用のアウターに手袋完全防備。
でも、ラッセルはとても大汗をかくのです。

秋葉様までは杉林が多いので
比較的楽に登られます。

薄っすらと、前日のものでしょうか
トレースがあります。

秋葉様でお参り。

ここまでは雪も少ないので10分。

鉄塔から。
山頂は見えず・・・・
雪は止まず・・・・

ここからは本格ラッセルの始まりです。

キノコの山・・・・

食べられるキノコなのかどうかは
さっぱりわかりません。

いったん下ったところで
くたびれたので一服タイム。

つい半月前は
駆け上がっていたのに
すっかり白い世界となりました。

完全にこれで根雪となります。

登山道は木々が雪の重さで垂れ下がって
藪道になっています。

雪がもう少し積もって低灌木を覆い尽くすまでは
藪こぎ＆ラッセルというかなりシンドイ道です。

40分もかかってやっとここまで。

緩やかなところでも30センチくらいは埋まります。

急なところは膝上ラッセル。

アズキナシの実？

アオハダ？？？？

藪道から開放されました。
しかし、雪はどんどん深くなります。

ここからは急登です。
右にも登山道がありますが、激藪で突破は無理です。

いっぱい雪が積もると
右の尾根が冬の道になります。

膝上ラッセル。
重い新雪なので難儀です。

振り返る。

夏道との合流点。

これはちょっと・・・・・

無理でしょう・・・・・

左側から回り込みますが
木がしたにあるので、かなり埋まります。

腰までラッセルに・・・・・

1メートル以上は積雪があります。

登山道にでたような？

すでに2時50分。
これはとても山頂までは無理です。

あとひと上りで
山頂したの緩斜面だと思うのですが・・・・

ようやく緩斜面へ来ましたが
もう3時を過ぎてしまいました。

あと200メートルくらいだったかな？
しかし、この重い雪の深さだと20分以上はかかりそう。

今日はここまで。
1時間半以上のラッセルはかなり体力を使いました。

おまけに吹雪になってきました。

ホワイトアウトしそう。

寒くなってきたので
とっとと下山しましょう。

スノーシューは下山がとても苦手なのです。

歩きづらいことこの上なしです。

雪はすべての音を包み込んで
静寂な時が流れて・・・・・

4時前に無事に下山しました。

年内にもう一回くらいは登りたいですね。
できれば晴れた日に。
大力山はハナコさんの展望台ですから。

散歩なんて言うレベルではありませんでした。
冬の運動不足解消にはもってこい。
里山スノーシューラッセルが
いやというほど味わえる大力山なのです。

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