名物の巨大雪庇見学へ「守門岳 大岳」登山~2~
2015年3月15日(日)
日曜日に晴れマークがつきましたっ!!!
守門大岳登山の続きです。
11時35分
保久礼避難小屋から1時間以上
歩けども、歩けども・・・・・
3時間どころか、3時間半でも辿り着かないわ(;´∀`)
こんなに遠かったかなぁ~?
最高の雪景色まで、あと10分くらいもうひと頑張り。
巨大雪庇がもうすぐ見れる。
11時42分
ようやく着いたか?
もう少しか・・・・・・
人が見えないのであと少しだな。
シュカブラっぽい。
風がとても強い山頂付近なのだが、今日はそれほどでもない。
山頂付近には数名の人が休んでいました。
少し風が出てきたので、だいぶ寒いです。
まず目に飛び込んでくるのは
中津又岳の巨大雪庇だ!
[tegaki]スゴイッ!!![/tegaki]
これが見たかったのです!
こちらも大きさを比較する対象物がないので
その大きさがよくわかりまんね。
中津又岳付近に人がいると大きさがわかるのですが・・・・
5メートル以上は東側へせり出していると思われます。
いつ崩落するかわからないので、決して近づいてはいけません!!
中津又まで下って、大岳を眺めると
こちらも巨大雪庇になっているそうですので
大岳山頂もどこまでが地面でどこからが雪庇の上なのかわからないので
間違っても先へ出てはなりません。
一昨年は雪庇崩落に巻き込まれて亡くなられた方がいます。
一緒に落ちたら三条市側は切り立った断崖絶壁なので、まず助かりません。
長岡方面
日本海は見えていないか?
大気が澄んでいれば佐渡ヶ島も見えるそうだが。
北西遥か彼方には飯豊の山並み
飯豊山も登ってみたい山の一つだけど
日帰りするには行程が長すぎる?
守門岳側へ移動。
青岳から袴岳 1537メートル
大岳より100メートル高い。
鞍部まで下っていった人が一人見えます。
青雲岳~袴岳へのトレースは見えません。
元気ならば行ってみたいところだが・・・・・
しばし、大パノラマを満喫
守門岳からは越後三山はずいぶんと遠く霞んでみえる。
主峰の雪庇もかなり大きい。
さてと・・・
このへんでランチタイムにしたいのだが、
タケちゃんがまだ来ない・・・・・・
[tegaki]なかなか来ない・・・・????[/tegaki]
さすがに、動かないでじっとしていると
寒くてどうにもならなくなってきたので
持ってきたスコップで風よけを作ってみた。
やっぱり、お山の上でも雪掘りだ。
体感気温は??
マイナス5℃くらいかな???
今日はピーカンだし、前に登った時よりは風も弱いので最高なのだが・・・・
[tegaki]じっとしていると、かなり寒いわ。[/tegaki]
ウールの帽子に手袋にしたが・・・・
持ってきたフリースを着ないのが悪かったな。
お昼時間もとうに過ぎたので
お先におにぎりを頬張る。
やっときたので・・・
[tegaki]かんぱぁ~~~いっ!!(^o^)v[/tegaki]
[tegaki]ビールを飲む手が凍える。[/tegaki]
何もそこまでして飲まなくても・・・・
もう一度、雪庇見学
[tegaki]オイオイ・・・・・大丈夫か(*_*;[/tegaki]
雪庇の上に乗っかっていないかっ!!!
トリミングしてみた。
いくらなんでもそこは危ないでしょう・・・・・
手でバッテンを作ったりして合図をしてみるが、
遠すぎて見えていないだろうな~???
タケちゃんはこんなところにいたんです・・・・・
太ももが攣りそうになって大遅刻だったとか。(;´∀`)
あの人達まだ同じ場所にいますが・・・・
雪庇の先端まで10メートル近くはあるだろうか??
1時半も過ぎて山頂も人がまばらになりました。
彼らが落ちないことを祈って、私達はピストンで下山します。
1時40分
下山開始。
のんびり、久しぶりの真っ白な雪景色を堪能しながら
スキーヤーのシュプールにスノーシューにワカンにたくさんの跡がつきました。
日焼け止めは塗りました。
サングラスもしないと目をやられそうです。
雪目・・・・と言いますが、目の火傷だそうですので
侮ってはいけません。
長峰はあのあたりですね。
私はなんだか左の股関節あたりが痛くなってきました。
スノーシューはやはり足への負担が大きいです。
宿り木
2時28分
保久礼避難小屋へ到着。
一休みです。
大岳を振り返る。
昨年のゴールデンウィークに間違って栃尾方向へ下ったところはここ!
やや右は栃尾へ
左へ曲がると二分へ。
今日はスキーヤーのシュプールにトレースはこちら方向しかないので
間違いようが無い。
春の残雪期になると暖かさで踏跡が見えなくなったり、
山菜採りの人の踏み跡が入り混じったりするので
道迷いをしやすくなる。
今日はタブレットを持参しているが
確認しなくても問題なし。
前方に平らに見えているところが「大平」というところですね。
あちら方向を目指せばいい。
だんだんを遠ざかる守門岳
ようやく取付きの法面
尻セードしたが、グサグサでほとんど滑りませんでした。
遊んでくれてありがとうございました。m(__)m
4時8分
無事に到着しました。
アッパレの日曜日、絶好の雪山日和となった一日を楽しめました。
真っ白になった守門大岳と碧い大空、名物の巨大雪庇まで堪能できて
大変気分が良かったです。
田舎の魚沼に暮らしているものの特権ですかね。
こういう楽しみもないと雪国はやってられません。
これからは晴れの日も多くなることを期待して
残雪期のお山を楽しみたいと思います。
さてと、お次はどこ行く??(^^)
帰宅して、体重計に乗っかったら・・・・
全然変化ありませんでした(;´∀`)
そろそろ本気でトレーニングしないと、厳しいなぁ~。
おしまい。
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“名物の巨大雪庇見学へ「守門岳 大岳」登山~2~” に対して2件のコメントがあります。
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こんばんは。
お疲れ様でした。
グッドタイミングで巨大雪庇を見れて良かったですね。
私も初めて目にした時はビックリしました。(^^)
標高がさほどでもないのに、あの巨大さはさすがは豪雪地帯の山です。
キビタキ小屋もようやく頭がでましたか。
ブナの新緑と残雪の季節も美しいですよ。
本日30日、同じコースを歩きました。
休日は、車がいっぱいなので遠慮していましたので。
登りは、ずっとガスの中で何だかわからず。
山頂に着き少しするとガスが切れて来て雪庇が現れ大感激でした。
いやー素晴らしい。あれを見ると群馬の団子の様な雪庇がしょぼく見えました。
キビタキ小屋の屋根の先端を掘り出しピンクテープを付けておきました。