梅雨の越後駒ヶ岳登山
2016年7月17日(日)
海の日連休です
今日は午後から雨降りの予報のようですが
 せっかくの連休ですので
 2016晴れ男を信じて、お山へ登ります
やって来たのは越後駒ヶ岳 枝折峠駐車場(水洗トイレあり、手洗いなどの水はありません)
 天気が崩れる予報ということもあって
 珍しく、枝折峠コースから駒ヶ岳に登ります
上の駐車場は満車ですね
 3連休ということもありやはり百名山は人気があるものです
朝食おにぎりをひとつ頬張り準備
なんだかえらく涼しい風が吹いています
 この風・・・・
 やはり天気が悪くなるのかな?
6時少し前に出発です(^o^)
荒沢岳を眺め
夏なので名物の滝雲はでていません
ヨツバヒヨドリだったかな?
滝雲でたっ!!!(;´∀`)
 一応流れています
滝雲は秋の寒い朝に見られることが多いようです
 奥只見湖と大気の気温差から大量の霧が発生します
まだ晴れている
 駒ヶ岳が見える
 遠いな~
 駒ヶ岳はどの登山口から登っても距離がある
越後駒ヶ岳は枝折峠コースから登る人が圧倒的に多いです
 枝折峠から小倉山まではピークを超えるアップダウンの繰り返しでさほど高度があがりません
銀の道 銀山平方面
 刈り払いはしていないようです?
銀の道 駒の湯方面
 こちらも刈り払いに入っていないようです
今日はとくに歩く予定はありません
 お気楽に枝折峠からピストンです
30分ほどで
 枝折大明神様
登山の安全祈願
明神峠
6時21分
 まだこの時点では青空も見えていて
 天気予報外れかな??
 さすがは晴れ男(^o^)
中ノ岳も見えています
池のようなところが2箇所ほどありますが
 これは地塘だそうです
 モリアオガエルの卵などがありました
道行山直下通過
雲が広がってきました(;´∀`)
カラマツソウ
7時35分
 小倉山直下へ到着です
 そんなに急いで歩いていませんが
 思いの外早くに着いた
 駒の湯コースだったらまだ着かなかっただろうな?
 ここでエネルギー補給のおにぎり休憩です
天候悪化の天気予報でも
 百名山の越後駒ヶ岳はたくさんの登山者で賑わっています
しばらく休憩したので
 先へ進みます
あらっ???
ポツリと頭にあたるものが・・・・
 午前中は曇りの予報なのですけどね~
 まだ8時過ぎですが!
百草の池
ここから前駒への急登のはじまりです
 雨粒が少し当たり出しましたが
 カッパを着るほどではありませんのでそのまま登ります
ツアー登山の団体さんが長蛇の列をつくっています
 ガイドさんはなぜか長靴(;´∀`)
 前駒までの急登と休憩時間などについてなにやら説明しています
 道を譲ってもらって歩きます
オニアザミがたくさん
8時半
 とうとう本降りになってきてしまいました
 [tegaki]晴れ男[/tegaki]
 [tegaki]あっけなく撃沈(-_-;)[/tegaki]
カッパを着ると暑苦しいので今日は傘を持参しました
 [tegaki]駒ヶ岳なめんじゃ無いぞヽ(`Д´)ノプンプン[/tegaki]
 駒の小屋直下の岩場は傘をさしていては危険だと思いますが
 ほかは歩きやすい登山道なので大丈夫でしょう?
 ザックカバーだけは装着しました
百草の池を眼下に
8時46分
 前駒へ到着しました
淡々と登っているので急登で立ち止まることもなく意外と疲れていませんね
 このペースが私の登山スピードでしょうか
 呼吸が乱れないくらいのスピードがいいそうです
 まあ、今日は重たいザックではありませし、
 ジリジリのお日様に炙られてはいないこともありますが・・・・
 湿度は高いでしょうが、涼しいので水分補給もほとんどしていません
雪の少ない冬でしたがまだすこし雪渓が残り
 白い滝となって勢い良く沢へ流れ込んでいます
平年の7月としては残雪がかなり少ないようです
雨は小降りです
 中ノ岳もまだ見えています
振り返って荒沢岳
駒の小屋直下の急登
ここからは雨で濡れている岩場なので
 さすがに傘をさしていては危険です。傘はザックにしまい
 カッパは着ないでそのまま登ります
 湿気でシャツはすでに濡れているのでどの道同じ
[tegaki]斜面一面のニッコウキスゲすごい(^o^)[/tegaki]
駒の小屋でしゃっこい雪解け水を飲んでそのまま山頂へ向かいます
7月は夏道の途中くらいからガチガチの雪が残っていたりするのですが・・・・
 今年はすでにすべて夏道が出ています
 小屋の水は雪解け水ですので
 8月には出なくなるようです(;´∀`)
小屋から下った沢の水場はなんとか大丈夫かな~?
9時23分 越後駒ヶ岳 標高2003メートル到着です\(^o^)/
[tegaki]猿田彦命様、おかわりございませんでしたでしょうか[/tegaki]
駒の小屋から空身で山頂を往復する人が大半ですが
 雨降りでも数名山頂で早いランチタイムです
八海山
なんにも見えません(;´∀`)
荒沢岳
中ノ岳
傘なんてさしているのは私だけでした(;´∀`)
[tegaki]しっかり![/tegaki]
 [tegaki]恒例のかんぱぁ~いいだけは忘れません\(^o^)/[/tegaki]
腰掛けマットを忘れたので濡れたベンチに
 カッパのズボンを敷いてベンチに座ります
 濡れた半袖シャツではさすがに寒いのでカッパの上だけ羽織って
 今日はおにぎりです
 [tegaki]ガンマン大会か(;´∀`)[/tegaki]
他にも何人かはがんばって山頂でごはんにしていました
30分くらいしたら
 いきなり土砂降りの雨になってきました(;´∀`)
 カッパのズボンも履かないとびしょ濡れになります
 登山靴の上から汚さないでカッパのズボンを履くのって難しいな
 靴にレジ袋を履かせてからすると汚さないでカッパズボンを履ける
 が・・・・そんな余裕はないくらいの激しい降りだった
 ウエストバッグには雨降りカバーがないので
 ビショビショになってきたが大丈夫か?
また傘をさしてお花畑見物へむかいます
 梅雨時期なので雨降りは当たり前
 雨にけむる駒ヶ岳もまた一興ではないか
 そんな心の余裕もひつようですな
みなさんこちらへは来ないのですが
 駒ヶ岳のお花畑は、山頂分岐から中ノ岳方面へ5分くらいくだったところに花がたくさん咲いています
中ノ岳への縦走路
 先日刈り払いをしてくれたので笹藪道ではありません
ハクサンフウロがとてもたくさん咲いていました
 雨が降ったので、ほとんどがしぼんでしまっています
ニッコウキスゲとハクサンフウロの花畑
先週の巻機山でもニッコウキスゲがらたくさん咲いていましたが
 今年は当たり年でしょうか??
7月はコバイケイソウも咲くと思うのですが
 まだ見かけませんね?
 大きな葉っぱはありましたが・・・・
 もう少ししてからのようです
けっきょく誰とも会いませんでした(-_-;)
このまま下山体制にはいります
遠くにトキソウだとおもうのですが・・・・
登るときにハクサンチドリが2つだけ咲いていたのだけど
 見落としてしまった
雨で濡れた岩場はとても滑るので
 手をついて確実に降ります
モミジカラマツ
とりあえず岩場は無事通過できました
雨はなんだか止みましたね
 午後から雨の予報だったのにな~
雨上がりの荒沢岳が峻険な雰囲気を醸し出す
雲に浮かぶ未丈ヶ岳
先週の巻機山につづいて
 今週も
 [tegaki]泥んこパラダイスだ(;´∀`)[/tegaki]
 木道もあったりするので巻機山ほどではないが
小倉山へ着いたら
 青空が見えてきた
 [tegaki]タイミング悪すぎでしょう(;´∀`)[/tegaki]
 カッパをきたままだったのでかなり蒸し暑い
 カッパを脱いで濡れたシャツと頭に巻いたタオルを新しいものと交換する
 あ~気持ちがいい(^o^)
 一休みだ
なお・・・・
 雨降りの日はいまだにブト(ブヨ)がたくさんいますのでご用心
 でっかい黄色いアブもたくさんいます
雨が降るとトンボの姿が見えなくなるからブトがでてくるのでしょうか
 ハッカスプレーをかけたのに2箇所ほどやられました
 トンボが山へ昇ってくるとブトがすべて食べ尽くされいなくなるのかと思っていましたが
 どうやらすべてが全て食べられてしまうわけではなく、天敵のトンボから身を隠しているのではないだろうか?
天気予報外れ!!
[tegaki]晴れ男も外れ(-_-;)[/tegaki]
銀山平
真っ白
蝶々がたくさん
なんとかシジミかな??
 綺麗な色のルリシジミがたくさんいるのですが
 なかなか止まってくれません
サンカヨウももう実になった
やっとこ止まってくれた
 ルリシジミ
 とてもきれいなブルーです
小倉山からいくつもの単調なアップダウンを繰り返し
 いい加減嫌になった頃に明神峠へ着くというのが
 枝折峠コースの特徴です
1時18分
 明神峠
 でかい黄色いアブの大群がすごいことになってますが(*_*;
とくにかまわなければ噛まれたりはしません
 噛まれると大変なことになりそうです
枝折峠駐車場は見えています
 なんだか登りと大差ない時間がかかってます
午後から雨の予報ですが
 もう降りそうにもない感じです
 はやり天気予報はずれ
梅雨時期の天気は難しいです
1時40分 無事に下山しました
だいぶ雨にあたりました
 雨降りの登山は久しぶりでした
 梅雨シーズン真っ只中の雨降る越後駒ヶ岳
 たくさんの花に出会え、季節の変化を堪能できた山でした
さて、そろそろ梅雨明けの時期が気になり出しましたね
 西日本~東海まで18日に梅雨があけた模様????
 批判にさらされないよう
 何年も前から、はっきりと宣言しなくなった
 ずるい人たちですね
新潟は気象関連ではなぜか北陸地方だそうですが
 7月最終の週にはなんとか梅雨明けしてほしいものです
でも、小出の夏はあっちゃくてな~(;´∀`)
 はやいものでもうすぐお盆だ
おしまい
“梅雨の越後駒ヶ岳登山” に対して2件のコメントがあります。
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アサレンさん
こんにちは
枝折峠コースはなんだか不思議ですね(;´∀`)
小倉山まで登りはさほど苦にならないのに
帰りはやけに長く感じます
あまり面白い道でもないので
はやく下山したいという気持ちの現われからでしょうね??
駒ヶ岳から中ノ岳への縦走路は先日刈り払いしてくれたので
歩きやすい登山道になったようです
分岐から片道3時間ほどでしょうか?
誰にも会わないと思いますのでオススメです
白馬岳は何回か登りましたが
お花の山でとても良かったです
夏にウルップソウという有名な青い花が咲くのですが
今年は早々と終わってしまったそうです
北アルプスは魚沼の山と違って登山道がとてもよく整備されていて
登り口の標高がどこも高いので
思いの外、楽に登山できると思います(^o^)
>いい加減嫌になった頃に明神峠へ着くというのが
>枝折峠コースの特徴です
ナイス表現ですね。。越駒は2回とも枝折峠から登りましたが、2回ともいい加減嫌になりました。
もっと長いコースは沢山ありますが、何故かここは特に長く感じます。。
キスゲの黄色が雨でしっとりした緑に映え、とても素敵ですね。
久しぶりに越駒歩きたいと思いました。
平が岳やめて、越駒~中ノ岳稜線を歩いてみたいな~とか。。北アの白馬岳とか。。
この頃フラフラしてます。。(^^ゞ
青い空に、緑と花が映える夏山シーズンはもうすぐですね。。