憧れの北アルプス「白馬岳登山」〜その3〜
またまた、長くなりました〜 :sd:
前回の続き…….その3です。
「白馬岳」山頂でのんびりしてたら…..
ヤバイ……
大雪渓の方がガスで見えなくなってきたぞい…..
早々に下山体制!
「白馬山荘」にちょこっと寄って….
トイレタイム。
下山は、ガスってきたので
コンパクトデジカメでの撮影です。
悪しからず。
ヤベ〜ぞ! ヤベ〜ぞ!
「大雪渓」がガスで全く見えん…..
何がヤバイかって、
ガスの中の「大雪渓」を下山するのですよ!
落石が襲って来ても、何にも見えないんです。
後ろに目はついてないので…….
「緊急避難小屋」の警備隊のしょに「大雪渓」下山について聞いてみると……
怒られました….. :haha:
「大雪渓は登山ルートで下山に使うヤツはド素人だぞ!」
ハイ、ド素人です…..
「落石に気がつかないからな!」
「落石にぶつかりたくなかったら、落石より速く走って降りろ!!!」
オレらチーターじゃあるまいし、そりゃ〜無理だいや〜!
でも、警備隊のしょはニコニコ笑ってる……。
「まあ、気をつけて、落石地帯を早く抜けろ!」
ん〜! さすがに「大雪渓」下山組は数名しかおらんな〜。
でも、午後2時までは、登山者が少しいるので
なんとか行けるかな??
(午後2時からは大雪渓は登山禁止です。)
でも、登山地図には「大雪渓」下山禁止なんて
書いてないし、コースタイムも書いてあるよな〜!
下山できないわけじゃないのだよな!
葱平(ねぶかっぴら)まで一気に降りてきました。
オッと!
「ニホンカモシカ」くんがお出迎えしてくれました。
「そげな、急なガレバにいると岩が落ちてくぞ〜〜〜!」
「カモシカ」くんって、ウシ科なんだけど以外と俊敏なんですね!
急峻な岩場もヒョイヒョイ歩いちゃうんですよ
たまに、転がり落ちるヤツもおるみたいだけど……..
ガスがす〜っと引いた。
今がチャンスだ!!
「大雪渓」は3.5km。
走って降りれば、30分で行けるな! :haha:
オラはおっかながりなんで、
一目散に、とにかく走って走って下る!
途中、途中で後ろを振り返って落石を確認!
アレ!
「タケちゃ〜〜〜〜ん」!!
「危ね〜んなんが、はよ来いて〜〜〜〜!!」
相棒を置き去りにしても、走って降りる…….
オマイはなんて薄情なヤツじゃ〜〜
「だって、おっかね〜がんに、逃げるが勝ちだこって〜!」
でも、ちゃんと「タケちゃん」の方を見て
落石が転がってこないか見ながら走ってらんだからの!
「ホントか〜???」 :haha:
「ゲッ!! なんだ!なんだ! 下に続くあの白い跡は…..」
ドデカイ落石が転がっていった跡….
登山時には無かったよな〜〜 :dsadasccc:
と、いうことは今日落ちたんだ。
こっから、落ちたんだな!
登山時はこっけにデッカい岩は無かったからな〜
何時転がったんだろう?
紅ガラの上を横切っているから、
当然、登山者の列の中を通って転がっていったんだの〜!
ビビったろやの〜!
手前の岩は登山時にはあったよな。
固い雪面に大きな穴ぼこを開けながら転がったんだの〜!
他の落石をたたき潰しながら…..
そう言えば、上に居た警備隊のしょが
落石同士がぶつかって、割れた石が弾丸のように飛んでくることも
あるから気をつけろ!
って言ってたな〜!
気をつけろたって、どう気をつければいいがんだいや〜!!
ここで止まってる。
「タケちゃん」速く来いて〜〜〜!
これ、見れや!!
大きさが分からないので…..
これくらいの巨大さです。
なんとか、「大雪渓」下山無事終了!
イカッタ、イカッタ〜
ほんとに30分で走って降りたぞや〜
おっかねかったの〜〜!
「キヌガサソウ」
やっぱりデッカい。
「白馬尻小屋」で明日登るという夫婦と落石のことなど雑談。
あとは、とぼとぼと林道を歩いて猿倉駐車場へ。
「猿倉駐車場」無事到着〜!
午後4時ちょっと前。
おっかなくも、楽しい北アルプス「白馬岳」初登山でした。
この日は本当に好天に恵まれて
最高のお山を満喫できて、とってもいい思い出になりました。
また、いつの日にか登ってみたいです。
今度は山小屋一泊と優雅に、のんびりしてみたいなもんだの。
そうせば、もっといろいろ楽しめるがんに……
叶わぬ、ちっぽけな、夢…….
おわり…….
“憧れの北アルプス「白馬岳登山」〜その3〜” に対して13件のコメントがあります。
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頭ツルツルピカピカの電気やさんって?
浦佐ホテルオカベの近くの
電気屋さん?
頭ツルツルだったけか?
ぜひ、一緒に登ってみたいですね~。
ヤベッ!
オラが一番体力ないかもです。
@mbaba
はい、是非ともお願いします。
お山の3Pも良いかも~です。スルーして下さい!!!
私は頭つるつる電気屋さんとも仲良いですよ。わかりますか?
貴店に仕事組合会合でお邪魔した事があるかもです・・・。
かおすけ さん
オラも若い時に少しだけお山をかじっただけで
去年の秋から、少しずつ登ってる
なんちゃって登山のド素人んがんです。
越後三山、茂倉岳、富士山ですか〜。
エッ〜!
富士山も登ったがんだ!
一生に一回は登らんばの〜!
一回だけでいいども…..
八海山 屏風道はハードだよの!
おもし〜ども。
中ノ岳でtomoさんに逢いましたか〜。
オラは去年の秋に「屏風道」で逢って
tomoさんのHPに時々おじゃまさせてもらってます。
あの方もかなりタフな人で
奥利根周辺、谷川山系に魚沼の山に
毎週のように登っている山屋さんだの。
魚沼の山はかなりお気に入りらしいですよ。
今度、トンバさんと3人で一緒にお山へ行けたら楽しいですね。
のんびり登山での!
コバイモさん
エッ〜!
コバイモさんって、そっけ年長さんだったがん?
そら、失礼しました。
オラは若げに見えるども(見えね〜て)
東京オリンピックの時は、普通に歩いていた歳だども。
そういうが、でしたか〜。
修羅場だの!
人工落石とは、なんとも取り返しのつかない結果になってしまったもんだの。
落石の上に腰掛けたりするなって
あれだけ、言われているがんに、
ほんの些細な事で、人の命を奪ってしまうのことも
あるがは肝に銘じんばの!
オラはまだお山は初心者んがで、
今シーズンは、けっこういろいろ登っているども
登れば登るほど、お山の怖さが
少しずつだども、分かってきたような気もします。
おっかね〜目に逢ったりして、安易な行動をしたな〜って、
改めて考えさせられることも多々あります。
大自然の中に足を踏み入れるがんだがら
何が起こるかわからんし、
何パターンかは、計画を考えておかんば
いかんがだの〜。
お互いに、気をつけて楽しいお山登りを満喫したいですね。
@mbaba
おはようございます
トンバ氏と同じ地区在住です。
私も去年から仕事関係で登り始め、同時にプライベートでも登り始めました。
去年は越後三山、茂倉岳、富士山とか行きました。
八海山は屏風道こそが登山道です。
去年は中ノ岳、5時間半くらい掛かりました。9月頭でしたが暑かったです。
そこで群馬の「tomo」さんとも知り合いました。。
ブログのバックナンバー楽しませてもらってます。宜しくどうぞ。
たまげたしょだのぉ。
白馬岳日帰りとはのぉ。
mbabaさんはオラの子供くらいだから当然だけどの。
白馬大雪渓は改めてオッカネェと思いましたて。
10年近く前の事故は、登山者の列を斜めから石が突進してきて、みんなアリンコみたいに逃げたけど、石に当たった方は足がもがいたようになって逃げ遅れたがんだて。
少し下で、我々は石が突進するように落ちてくるところから見てしまったがん。
石を落してしまった人は高校生くらいの男の子で、遺体の傍で泣きながら土下座して謝っていた・・・
遺体の脇を通りながら登山は続行したけど、強烈な恐ろしい思い出になってしまったて。
かおすけ さん
はじめまして。
写真は、本当に風景がきれいだったので
奇麗に写っているだけですよ。
トンバさんとはブログで知り合って
6月に「八海山 屏風道」を一緒に登りました。
オラのスローペースに合わせてもらって(笑)
トンバさんより少しだけ年上なんですけど
(ほとんど同世代)
彼の体力は半端じゃないですね!
トンバさんはかなりゆっくり登っているつもりでも
オラは着いて行くのがやっとこ……
かおすけ さんもお山へ登るんですか?
はじめまして
かおすけと申します。
トンバ氏のブログから来ました。
トンバの同級生です。
彼は歳を偽っているかのような体力です。
記録が参考にはなりません。
素晴しい景色の画像に見入ってしまいました。
これだけの写真を撮りながらの登山、凄いです。
また楽しませて下さい。
まじめに、落石の確率に当たらなくて
幸いでした。
1メートル大の岩だとけっこうなスピードで
落ちてきたのかも知れません。
死亡事故が起きたのは数年ぶりかも知れませんが
もう少し、考えて行動するべきだったと
反省しています。
今日の午前10時。
「白馬岳大雪渓」落石死亡事故!
やっぱり、下山ルートに「大雪渓」を使うのは危険すぎ!
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100722k0000m040038000c.html
合掌。
あぜん・・・
こんげにデッコイ岩が落ちてきたら冗談でなくチビっちゃいそうですな~。
あたったら一溜りもなさそうだし・・・。
無事生還出来て良かったですの~。
今日、大雪渓で落石による死亡事故があったそうですよ。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100722k0000m040038000c.html
被害者の方のご冥福をお祈りいたします。
これほど巨大な岩だと、思ったほどスピードは出ないような気もしますけど?
自然はスゴイですねぇ。
みんなが絶対に自分のところにはぶつかってこないと
思って、登るんでしょうね~?
目の当たりにすると、かなりビビリます!
なぜか、みんなが高いお山へ登りたいんですよね。
童心に帰れるからかな~。
「タケちゃん」さんの横の岩、すごいですね…。
これに気をつけてね、って言われても、困っちゃいますね〜(^-^;)
だって、いつ落ちてくるか分かんないし、どこを転がって行くかも
分かんないし。
けど、きれいなお花も咲いてるし。山っていろんな表情持ってるんですね〜!!